VPSとクラウド。同じ仮想サーバーなのに何が違う?徹底解説します

「VPS」や「クラウド」という言葉を最近よく耳にします。

特に後者については、一般的にも広く使われるようになり、多くの方が耳にしているのではないでしょうか。

自社で物理サーバーを設置して利用するオンプレミス型と比べて、インターネット経由で提供されているサービスを利用するVPSやクラウドは初期コストが安く、メンテナンス等も手軽であるというメリットがあり、利用が急速に広がっています。

VPSとクラウドは、いずれもインターネット経由で、仮想環境として設置されたサーバーを利用するものですが、両者の違いはどこにあり、それぞれの強みはなんでしょうか。

今回は「VPS」と「クラウド」の違いについて詳しく解説しています。

1.vpsとクラウド

VPSとクラウド

VPS(Virtual Private Server)とクラウド。

まずは両者がどういったものか、そしてどこに違いがあるのか、簡単に説明します。

VPSとクラウドの概要

従来、外部のサーバーサービスなどを利用してWebサイトやストレージサービスなどを利用する場合は、業者が提供するレンタルサーバーを利用する必要がありました。

それらは、他の利用者とリソースを共有せず、専用機として利用する「専用サーバー」とリソースを共有する「共有サーバー」に分かれていました。

しかし、コンピュータの仮想化技術の進歩によって、利用者ごとに1台ずつ仮想サーバーを専用機を使うのと同じような感じで利用できるようになったものが「VPS」です。

これに対してクラウドは、インターネット経由で利用できるサービスであるという点は同じですが、VPSと比べてサーバーも自由にカスタマイズできるなど、非常に自由度が高く、企業などの利用目的に合わせて構成を自由に組み合わせることが出来るものです。

VPSとクラウドの違い

VPSとクラウドが、それぞれどういったものか理解できたところで、両者の違いをまとめておきましょう。

 VPSクラウド
概要仮想環境を提供され、必要なサービスの導入ができる目的に合わせて仮想環境などを自由に作成する
初期費用ほぼ0円ほぼ0円
ランニングコスト月額1000円程度〜。固定料金制が多い。月額2000円程度〜。従量制が多い。
カスタマイズ性それほど高くない非常に高い
手軽さ比較的手軽に導入できるある程度専門知識が必要

VPSとクラウドのメリットとデメリット

同じようにインターネット経由で利用するVPSとクラウド。それぞれどういったメリットやデメリットがあるのでしょうか。

VPSのメリット・デメリット

メリットデメリット
・それほど専門知識が必要なく、容易に導入が行える・クラウドに比べると、あまりカスタマイズはできない

クラウドのメリット・デメリット

メリットデメリット
・導入が迅速に行える
・目的に合わせて自由にカスタマイズできる
・ある程度専門的な知識がないと導入や運用が難しい

VPSとクラウド。どんな業務に向いている?

それぞれにメリットもあればデメリットもあるVPSとクラウドですが、具体的にどういった業務が向いているのでしょうか。

VPSが向いている業務

大きなカスタマイズが必要でなく、汎用的なシステムを使う業務に向いています。

      • 一般的なWebサイトの提供
      • メールなど汎用的なもの
        など

クラウドが向いている業務

自由にカスタマイズができるので、自社でカスタマイズする必要があるものにも使えます。

      • 生産管理システムなど環境に合わせてカスタマイズが必要なもの
      • アクセスが一定しないWebサイト
      • ソフトウェアなどの開発環境
        など

クラウドは、VPSと比べてカスタマイズがかなり自由にできるなどのメリットはありますが、利用にはかなり専門的な知識が必要になります。

いずれのサービスを活用するかは、目的や用途に合わせて選択することが大切です。

2.VPSとクラウド。どんな業務に向いている?

VPSやクラウドのセキュリティ対策とは

マルウェアや不正アクセスなど、サイバー攻撃は年々悪質化かつ巧妙化しています。

Webサイトを運用している中で、多くの不正アクセスの試みに悩まされている人も多いのではないでしょうか。

VPSやクラウドを活用する場合も、当然ながら適切なセキュリティ対策は重要となりますが、その方法は若干異なります。

そこで、最後に両者のセキュリティ対策について解説します。

VPSのセキュリティ対策

      • 基本的なセキュリティ対策はレンタルサービス業者の方で実施済み
      • サービスの範囲内で追加することはできる

クラウドのセキュリティ対策

      • セキュリティ対策の基本部分はなされているが、利用者で追加する必要がある
      • さまざまな追加のセキュリティ対策が提供されており、取捨選択し、導入することができるが、自分で設定を行う必要がある

いずれのサービスもセキュリティ対策は提供されていますが、クラウドはより自由度が高い反面、自分で対策の導入や設定を行うことが必要となるという特徴があります。

3.VPSやクラウドのセキュリティ対策とは

まとめ

VPSとクラウド、いずれもインターネット経由でサーバー等のサービスを利用するものですが、両者には以下のような大きな違いがあります。

VPS

      • 比較的手軽に導入できる
      • カスタマイズできることは限られている

クラウド

      • 専門的な知識や技術が必要
      • 自由にカスタマイズができる

このように、VPSもクラウドもインターネット経由で利用するサービスであり、自社での導入や運用コストを削減できるといった共通点はありますが、クラウドの場合には高いカスタマイズ性を持つ反面、専門技術や知識を要求されるといった特徴があります。

導入を検討する場合は、いずれのサービスが適切な目的や運用体制を含めてしっかりと見極めることが大切です。

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