クラウドサービスの料金体系とは?安くする方法を解説

クラウドサービスは、今や企業だけでなく個人も含めて、さまざまなところで使われています。

みなさんの中にも利用を考えている方、考えたことのある方も多いのではないでしょうか。

しかし、「料金の仕組みがわかりにくい」「いくらかかるのかよくわからない」など料金体系の複雑さやわかりにくさを感じる方も多いと思います。

今回は、わかりにくいと言われるクラウドサービスの料金体系をわかりやすく、そして料金を抑えるためのポイントなどを解説します。

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クラウドサービスの料金体系はわかりにくい?

みなさんは、クラウドサービスの料金体系についてどのような印象を持っていますか?

「いったいいくらかかるのかわからない」「どのサービスを使うとどのくらいかかるのかわからない」など、わかりにくいと感じている人が多いと思います。

わかりにくいと感じる理由として、クラウドサービスの料金体系には、CPUスペック、通信量、データサイズなどいろいろな要素が複雑に関連していることが原因であると考えられます。

一般的にわかりにくいと感じられることの多いクラウドサービスの料金体系について、わかりやすく紐解いていきましょう。

クラウドサービスの料金体系を決める要素とは

クラウドサービスは、さまざまな要素が関連して料金が決まっています。

一般的に、「月額○○円」という月額料金の体系にはなっていないことが普通です。

では、どのような要素が関連しているのでしょうか。

以下に、クラウドサービスの料金を決める要素の例を表にまとめてみました。

要素基準備考
CPUスペックCPUの種類や数
メモリメモリの種類、容量
ディスクディスク容量やディスクの種類
通信量トラフィックの通信量一定量までは固定の場合もある
通知メッセージ数メッセージ通知システムの通知数一定量までは固定の場合もある

これ以外にも、非常に多種多様な要素がクラウドサービスの料金に関わってきます。

やはり非常に複雑に感じますね。

それでは、このような要素で決定づけられた料金にはどのような種類があるのでしょうか。

クラウドサービスの料金体系の種類

先の章で、クラウドサービスの料金に関係する要素についてみてきました。

こうした要素を踏まえて、クラウドサービスの料金の種類を確認しておきましょう。

クラウドサービスの料金には、大きく3種類があります。

無料(追加料金が不要)

料金体系と言えるかどうかは微妙なところですが、AWSでのVPCなどもともとの料金に含まれており、追加料金が不要なものです。

固定

固定料金として必要となるもの。

メッセージ通知など一定以下のスペックまでは固定になるといった料金体系が設定されています。

従量

先の章で解説した要素に基づくもので、スペックや使用量に応じて料金が変わっていく料金体系です。

 

実際の料金は、これらの3つが複雑に組み合わされて決定されています。

大手クラウドサービスの料金体系を比較

Amazon Web Service (AWS)やGoogle Cloud Platform (GCP)、Microsoft Azureなどの大手のクラウドサービスは、どのような料金体系を設定しているのでしょうか。

基本的に、これら大手のクラウドサービスの料金体系は大きくは変わりません。

いずれも、先ほど解説した次の組み合わせに基づいています。

    • 無料の基本部分
    • 固定でかかる部分
    • 従量制で加算されていく部分

これらを合わせると、結果としては「従量課金制」であると言えます。

その上で、各社の料金体系には以下のような特徴や違いがあります。

 AWS(Amazon)GCP(Google)Azure(Microsoft)
料金体系の特徴固定+従量制固定+従量制固定+従量制
異なる点・継続的な値下げを実施・特定ベンダーを経由することによる割引
・継続利用割引
・ライセンス購入などのリセラー経由の料金体系がある

このように、大手のクラウドサービスの料金体系はいずれも似ていますが、その一方で独自の割引など特徴あるサービスも提供されていることがわかります。

クラウドサービスの料金体系を見積もる方法

クラウドサービスのように複雑な料金体系が設定されていると、月額の料金を見積もることが難しいものです。

もう少し簡単に計算をする方法はないのでしょうか。

もしくは、ある程度の概算を手早く行うための方法はあるのでしょうか。

たとえば、クラウドサービス最大手のAWSの場合は、公式の見積もり(料金計算)ツールである「AWS Pricing Calculator」(https://calculator.aws/#/)というものが提供されています。

これは、各サーバーインスタンスのスペック(CPUやメモリ、ディスクなど)やデータベース、ロードバランサーなどさまざまなコンポーネントの情報をグラフィカルなわかりやすい画面で計算ができるものです。

なお、日本語も使えるようになっています。

具体的に、AWS Pricing Calculatorは、以下の流れで利用します。

以下はEC2インスタンスの場合です。

    • 実際に見積もりを計算したいコンポーネントを選択する
    • リージョンを設定する *リージョンによってコストが違います。
    • 価格モデルを選択する
    • ストレージ容量を選択する

この流れで料金を見積もることができます。

なお、同じく大手クラウドサービスであるGCPやAzureにも同じようなツールがあります。

  • GCP: Google Cloud Pricing Calculator

https://cloud.google.com/products/calculator?hl=ja

  • Azure:料金計算ツール

https://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/calculator/

 

こういったものをうまく使うことで、どのくらいの料金がかかるのかを比較的適切に知ることができます。

クラウドサービスの料金体系を安く利用するためには

同じようなクラウドサービスを使っているのに、ユーザーによって、料金が高い人、低い人が存在するように感じたことはありませんか?

これはなぜでしょうか?

そして、どうすればうまく料金を安くできるのでしょうか。

クラウドサービスの料金体系で、料金の高い人や低い人が生じる理由

なぜクラウドサービスの料金や安い場合や高い場合があるのでしょうか。

一見すると不公平にも思えますが、なぜそうなるのでしょうか。

結論から言うと、「同じサービス、同じ利用状況では差は出ません」

では、何によって料金に差が出ているのでしょうか。

それには、以下のような点が考えられます。

    • 通信量
    • アクセス数
    • データのサイズ
    • 通知メッセージの量

など

このような点で違いが出ていることがほとんどです。

なお、これに関連して、なぜ高くなるのか、安くするにはどうすれば良いのかを考えてみましょう。

クラウドサービスの料金体系で安く使う方法

今回、解説してきたようにクラウドサービスの使用料金は、いろいろな要素が関連しており、すごくわかりにくい面があります。

そのため、気づかないまま高くなっているケースがあります。

どうすれば料金を安くすることができるのでしょうか。

例えばAWSの場合、使用料金を安くするポイントは以下の3点です。

    • 使っていないコンポーネントは停止、削除を行う
    • 使っていないElastic IPは解放する
    • リザーブドインスタンスを活用する

最も大切なことは「使っていないもの、不要なものはそのままにしておかない」ということです。

AWSでは、不要なものでもそのままにしておくと料金がかかってしまいます。

必ず精査し、不要なものは停止、削除するようにしましょう。

それは、Elastic IP(固定IPアドレス)も同じで、こちらは不要なインスタンスに割り当てたままだと料金がかかってしまいます。

不要なインスタンスについては、かならず割り当てを解除しましょう。

一定時間使うことを前提に割り引かれるリザーブドインスタンスの利用も有効です。

 

このように大手のクラウドサービスでは、さまざまなコスト削減の方法があるので、うまく活用して料金を抑えていきましょう。

クラウドサービスの料金体系で高額請求に慌てないために

クラウドサービスの料金体系は、いろいろな要素が関連した複雑なもので、なかなか請求金額を把握するのが難しいことがあります。

人によっては、突然の高額請求に驚いたことがあるかもしれません。

では、事前に請求が高くなりそうなときに注意してくれる、知らせてくれるような仕組みはないのでしょうか。

例えば、AWSには、Amazon CloudWatchとよばれるサーバーやデータベースなどの運用状況を監視する仕組みがあります。

この中で、「請求アラーム」というものが設定できるようになっており、「予想請求額の通知」「設定した額を超えそうな場合の通知」など、高額請求を防ぐための方法が備わっています。

他のクラウドでもGCPの「予算アラート」やAzure Cost Managementの「課金アラート」など、同様の機能があるので、うまく使うようにしましょう。

まとめ

皆さんもクラウドサービスの料金体系は難しいと感じているのではないでしょうか。

レンタルサーバーなど、「月額〇〇円」とか「〇〇サービスでいくら」などといった固定の料金が設定されているようなものは非常にわかりやすいです。

また、従来の物理サーバーなども月額での利用が行われなかったので、もっとわかりやすい試算ができました。

分かりにくさの一因は、「料金に関係する要素が多い」ことです。

CPU、メモリなどのハードウェア要因、通信量、データサイズなどネットワークやソフトウェアに関わる部分、メッセージ通知量など、さまざまな要素が関わって料金が計算されています。

こうしたわかりにくさの解消を手助けするものとして、今回解説したような計算ツールが提供されています。

また予想しない高額請求を防ぐためのアラートサービスなどの活用も有効です。

これらのサービスもうまく活用してみましょう。

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