【第7回】レンタルサーバーにおけるトラブルについて

この記事の信頼性:本記事は、Windows Serverを20年以上提供している「Winserver」のマーケティングチームおよび技術チームが執筆しています。実際に企業ユーザーから寄せられた設定相談やサポート事例に基づき、初心者にもわかりやすく解説しています。最終更新日:2025年11月26日

レンタルサーバーにおけるトラブルや対処法を解説するコラムのタイトルバナー画像。サーバー機器の写真と「第7回 レンタルサーバーのトラブルについて」の文字入り。

対象読者:システム障害対策を学びたい企業のシステム管理者

レンタルサーバーにおけるトラブル

レンタルサーバーを検討している人は、発生しやすいトラブルについて知っておきましょう。

ビジネスとしてレンタルサーバーを利用するのであれば、実際にどのようなトラブルが起こり得るのかということを知っておくことが大切です。

すでに自社サイトや無料ブログを運営している人もいるのではないでしょうか。

アクセス数が増え、レンタルサーバーに移行する人も少なくありません。

その際に発生するトラブルは、画像の移行やドメインの移行です。

テキストは一括に移行できても画像データは簡単に行うことができません。

ブログやサイトにアップしている画像が多ければ、非常に手間がかかる作業です。

ドメインの移行は、検索エンジンに重複コンテンツとして判断されないように調整が必要になります。

始めは有料のレンタルサーバーを利用してwebサイトを作成していれば防げるトラブルです。

対応が早い業者を選ぼう

2013年、とあるレンタルサーバーに大きなトラブルが発生しました。

8,000人以上のお客様のwebサイトが被害にあったそうです。

そのトラブルはインストールされたWordPressのDBに不正接続し、webサイトのデータを改ざんするというものです。

原因となった設定ファイルのパーミッションを変更し、外部からの設定変更ができないようし、根本原因となった機能を停止するなどの対応が行われました。

実際に数日から1週間ほどwebサイトが運用できなかった人が数千人いましたが、最小の損害で済んだそうです。

規模の大きな業者は対応が早く、復旧や修正、再リリースの対応速度が早い傾向にありますが、トラブルの事情を聞いた後はメールフォームから相談をしてくれという場合もあります。

担当者とメールのやり取りでは解決しないこともたくさんあるでしょう。

また、サポートメールの返信が遅い場合もあります。

トラブルが発生した時に、すぐに対応してくれるレンタルサーバー業者を選ぶことが大切です。

ほとんどのレンタルサーバー業者は利用規約を定め、web上などに掲載しています。

規約をしっかりと確認し、用途にあっているかどうかを確認してからレンタルサーバーを利用しましょう。

【全11回】レンタルサーバー基礎知識

全11回に分けてレンタルサーバーをご紹介しております。

※この記事は2025年11月時点の情報に基づいて執筆されています。掲載内容は将来的に変更される可能性があります。
※本記事の情報は、各ソフトウェアの公式サイトおよび開発元のドキュメントに基づいて作成しています。
最終更新日:2025年11月26日

この記事の執筆者について:
本記事は、Windows専門レンタルサーバーを20年以上提供する「Winserver(株式会社アシストアップ)」が運営する公式コラムです。
当社はMicrosoft SPLAパートナーとして、法人・個人を問わず多数の顧客に対し、Windows Server環境の導入・運用支援を行ってまいりました。
執筆・構成は、技術サポートとマーケティングチームが共同で担当。実際に社内導入やお客様からのフィードバックに基づいた情報をもとに執筆しています。

 

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