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2020年1月14日、Windows Server 2008、2008R2の延長サポートが期限切れとなりました。
MicrosoftのOSにはどういったサポート期間が設定されていて、期限が切れるとどうなるのでしょうか。そして、期限切れのOSを使うとどういった問題が発生するのでしょうか。
今回は、Windows Server 2008のサポート切れと、それによって発生する問題、そして期限切れにどのように対処すべきなのかといったことについて説明します。
2023年10月にサポートが終了するWindows Server 2012/R2についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

2021.07.08
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目次
Windows Server 2008のサポート切れは来年
先ほど触れたように、いよいよ来年2020年1月14日にWindows Server 2008、2008R2の延長サポートが終了し、すべてのサポートがなくなります。
2020年1月14日、Windows Server 2008、2008R2の延長サポートが期限切れとなりました。
Microsoftでは、このサポート切れを前に重要性のアナウンスと、更新への案内などを行なっていますが、今回のアナウンスには特に以下のような理由から力を入れて行われています。
- SQL Server 2008、Windows 7など同時期にサポートが終了する製品が多い
- 改元や消費増税など2019年にシステム上の大きな改変が見込まれるイベントが多い
- クラウドの活用、IoT、AIなどOSを取り巻く環境に大きな変化が起きており、従来のOSでは十分な対応ができない
など
こうしたことからWindows Server 2008を使っている環境下では期限切れに向けて適切な対応が必要となっています。
Microsoftのサポート期間の体系とは
延長サポートの期限切れを迎えるWindows Server 2008。
「延長サポート」といったMicrosoftのサポート期間は、どういった体系になっているのでしょうか。
そして、どれくらいの期間が設定されているのでしょうか。
たとえば、現行のWindows Server 2019では、以下のようにサポート体制と内容、期間が設定されています。
ライフサイクルの開始日 | メインストリーム サポートの終了日 | 延長サポートの終了日 |
---|---|---|
2018/11/13 | 2024/01/09 | 2029/01/09 |
- ライフサイクルの開始日:製品のリリース日
- メインストリームサポートの終了日:セキュリティ更新、新機能の追加など幅広いサポート
- 延長サポート:セキュリティ更新のみ
こうしたOSのリリースを起点としたサポート期間とサポート内容の設定は、OSと同様にMicrosoft Officeなどのアプリケーション製品にも設けられています。
OSがサポート切れになるとどうなる?
もし、サポートが期限切れになってしまうと何が起こるのでしょうか。
なぜOSの更新が必要なのかということを考えるにあたり、まずはこれについて説明しておきます。
OSのサポート期間が終了し、ベンダーによるサポートがなくなると、以下のような事態が発生します。
- ベンダーによるプログラムの修正がなくなり、バグ等が直されなくなる
- 脆弱性等、セキュリティ的にも問題のある事象が発生しても対応が行われない
など
このようにベンダーによってOSのサポートが終了してしまうと、機能の更新を目的とした更新プログラムが配信されなくなるだけでなく、脆弱性やバグといったセキュリティ上問題のある事象が発生した場合でも、基本的には修正プログラムが配信されません。
サポート切れOSを使うことによる問題とは
期限切れに対して何も対策をしないままになると、サポート切れになったOSをそのまま使うことになります。
そうなるとどういった問題が起こる可能性があるのでしょうか。
サポート切れのOSには、たとえば、以下のような問題があります。
- OSに残る脆弱性などの問題が修正されない
- 未知のマルウェアなどサイバー攻撃への十分な対応が行えない
- 最新のソフトウェア等が適切に動作しなくなるケースがある
など
とくにセキュリティ面での問題は深刻です。
新たに発見されたOSの脆弱性を悪用した新たな手法のサイバー攻撃が現れた場合、期限切れのOSでは十分な防御が行えません。

OSは更新しましょう
サポート切れのOSを使うと、脆弱性などの問題が残ったままとなり、マルウェアや不正アクセスなどサイバー攻撃に対して適切な防御が行えなくなります。
こうしたことを防ぐためには、以下のような対策が不可欠です。
- OSの期限切れ前の適切なアップデート
- OSへの修正プログラム、更新プログラムの適切な適用
MicrosoftをはじめとするOSベンダーでは、期限が切れる前のOSバージョンアップを促すために、啓発はもとより低価格で更新できるアップデートパスの提供などコスト面でのメリットも打ち出しています。
こうしたものを活用して、適切にアップデートを行うことをお勧めします。

まとめ
いよいよ来年1月にMicrosoftのサーバーOSであるWindows Server 2008の延長サポートが終了し、すべてのサポートが期限切れを迎えます。
2020年1月14日、Windows Server 2008、2008R2の延長サポートが期限切れとなりました。
OSがサポート切れを迎えると、「脆弱性などの問題が修正されない」「未知のセキュリティ上の脅威に十分対応できない」などさまざまな問題が生じる可能性があります。
また、AIやIoT、クラウド、ビッグデータの利活用などIT業界の急激な変革によって、OSを取り巻く環境は大きく変化をしています。
こうした大きな変化の中で新しい技術に十分対応できるOSが必要となっています。
Microsoftから更新パスなどの案内もあるとはいえ、OSのアップデートは費用もかかる上、検証など段階を踏んで進めていく必要があります。
確実に更新を行うべく計画的に進めていくことが大切です。
Winserverとは
Winserverは、Windows Server専門のレンタルサーバーを提供しているサービスです。
20年以上の運用実績があり、Windows OSにおいて業界最大級のシェアを獲得しています。
上記にある通り、Winserverのサービスにおいても、Windows Server 2008 / 2008 R2 の提供は終了となりました。
現在は、最新OSとなる「Windows Server 2022」や1つ前の「Windows Server 2019」、「Windows Server 2016」を提供しており、お客様の環境に応じてOSを選択いただけます。
Winserverのサービスは、
- お客様での設定や構築が不要な「共用サーバー」
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