Microsoft SQL Serverとは。他DBとの違いを解説

SQL Serverは、Microsoftが開発、リリースしているデータベース製品です。

Windows OSとの相性が良いため、Windows Serverを使用してサーバー構築する場合は、データベース製品としてSQL Serverが使われることが多くあります。

今回はまずデータベースの基礎知識を解説し、次にSQL ServerがOracleやMySQLなどの他の製品と異なる点や強みについて解説します。

そして、クラウドとの連携など、SQL Serverの将来性についても考えます。

また、もうすぐリリースされる最新版のSQL Server 2022についても紹介します。

SQL Serverの移行についてはこちら

SQL Serverとは-1|Winserverのススメ

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Microsoft SQL Serverとは

SQL Server」とは、Microsoftが開発しリリースしているデータベース製品です。

現在のデーターベース製品の主流となっている、リレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)の一つですね。

Windows ServerなどWindows OSとの相性が良く、マウスでの作業が出来るなど操作性が高いことから、企業での利用実績も多くあります。

現在の最新バージョンは、SQL Server 2019です。

次期SQL ServerであるSQL Server 2022が、既にプライベートプレビュー中となっています。

※プライベートプレビュー…ゲームのテストプレイのように、限られたユーザーに試用してもらうこと

Windows Serverとの親和性を武器に、世界のデータベース市場の利用シェア「DB-Engines Ranking」(2022年4月のオーストリアでIT関連のコンサルティングやソフトウェア開発を事業としているSolid ITによる調べ)でもOracle、MySQLと並んで3強の一角を占めています。

RDBMSとは

先述したように、SQL Serverリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)の一つです。

そもそもRDBMSとはどのようなものなのでしょうか。

リレーショナルデータベース(RDB)

リレーショナルデータベース(RDB)とは、データを表(テーブル)の形にして保管し、それぞれのテーブルに関係性(リレーショナル)を持たせてさまざまな使い方ができるようにしたものです。

操作には、SQLと呼ばれる命令言語を用います。

RDBは、現在のデータベース市場では主流のデータベースです。

このRDBは、管理するためにソフトウェア等の仕組みを必要とします。

これがリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)で、代表的なものにOracleデータベース、MySQLやMicrosoft SQL Serverなどがあります。

OracleやMySQLについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。


また、「RDBMS以外のデータベース」という意味を持ち、近年注目されているNoSQLについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

他のRDBMSとMicrosoft SQL Serverの違い

OracleやMySQLなど他のRDBMSとMicrosoft SQL Serverには、どういった違いがあるのでしょうか。

違いを表にしました。

製品名SQL ServerOracleMySQL
規模中規模〜大規模比較的大規模オールマイティ
コスト比較的高価高価最も安価
マルチOS対応Windows
Linux
Windows
Linux
AIX
Solaris
HP-UX
Windows
Mac
Linux
Free BSD
その他Windowsとの相性が最も良い商用データベースとしてサポート体制がしっかりとしているオープンソースもあり、低価格でシステム構築が可能

SQL Serverの強みは、第一にOracleやMySQLと比較してWindows製品との親和性が非常に高いことです。

また、エンタープライズ市場での実績が豊富でコストパフォーマンスでのバランスが良いことも特徴ですね。

OSにWindows Serverを選択する場合、RDBMSの選択肢にはSQL Serverを必ず入れるべきであると言えます。

RDBMS以外はあるの?新しいNoSQLデータベースとは

ちなみに、SQL Serverも含まれるRDBMS以外のデータベースには、どのようなものがあるのでしょうか。

階層型

階層型データベースは、最も最上位のノードから下に階層型にノードが作られる階層型で構成されます。

速度が速いという特徴がありますが、柔軟な構成の変更などは行えません。

また一つの子ノードが複数の親ノードを持ちたい場合は、データを重複して登録するという不自然な方法を取る必要があります。

ネットワーク型

ネットワーク型データベースは、網目状のネットワークで構成されるデータベースです。

階層型のようなデータの重複登録といった問題はありませんが、柔軟な構成変更が難しい点は同じです。

 

階層型、ネットワーク型以外にも、最近いろいろなところで取り上げられているNoSQLというものもあります。

NoSQL

NoSQLは、SQLを使わないのが特徴です。

大規模なデータの扱いや高いパフォーマンスが特徴になっています。

SQL Server 2019の特徴と、2022について

2019年秋にリリースされた最新版のMicrosoft SQL Server 2019では、従来のバージョンにはなかったさまざまな機能が盛り込まれています。

      • AIやビッグデータ分析に向けたデータ分析基盤の強化
      • データベースエンジンの機能拡張(UTF-8対応)
      • プラットフォームの多様化(Linux版の機能強化。Windows版との差の減少)
        など

また、MicrosoftのクラウドサービスであるAzure上のSQL Databaseとの連携がよりスムーズになりました。

環境移行なども手軽に行えるようになり、クラウド時代を見据えたものとなっています。

SQL Server 2022

ちなみに、現在後継版のSQL Server 2022がプライベートプレビュー中で、今後早い時期のリリースが想定されています。

SQL Server 2022では、以下のような機能が加わると言われています。

    • クラウドとオンプレミスとの連携

Azure SQL Managed Instanceとのデータレプリケーションや障害時のフェイルオーバー

    • Azure Synapseとの連携(Azure Synapse Link for SQL Server)

Azure Synapseはエンタープライズ データ ウェアハウスとビッグ データ分析がまとめられた分析サービスです。

このサービスとのよりスムーズな連携を実現します。

他にもパフォーマンスの向上など、さまざまな改良がなされています。

もう少しすればリリースされる予定ですので、期待して待ちましょう。

SQL Serverとは-2|Winserverのススメ

Microsoft SQL Server 2019の各エディションについて

SQL Server 2019は、主に以下の4つのエディションとして提供されています。

Enterprise

Enterpriseには、CPUメモリ等の制限がありません。

最もパフォーマンス等が要求されるミッションクリティカルな業務にも対応できるエディションです。

Standard

Standardは、CPU(24コアまで)、メモリ(128GBまで)の制限があるエディションです。

ビッグデータのデータ分析などで高いパフォーマンスを発揮します。

Express

Expressは、無料のバージョンです。

エントリーレベルのデータベースに活用できるエディションです。

Developer

Developerも、Expressと同様に無料のバージョンです。

Enterpriseエディションの環境を活用して、アプリケーションの開発やテストができるエディションです。

 

このように、Microsoft SQL Serverにはさまざまなエディションがあります。

利用目的やデータベースの規模、扱うデータの特性、必要とする処理能力などを検討した上で、利用するエディションを選択することが大切です。

SQL Serverとクラウドサービス

Windows Serverと組み合わせてさまざまなところで利用されてきたSQL Server

クラウドが急速に伸びている中で、どのような展開を見せているのでしょうか。

また、将来性はあるのでしょうか。

SQL Serverとクラウド

昨今では、Amazon Web Services(AWS)やGoogle Cloud(GCP)、Microsoft Azureなど、多くのクラウドサービスが提供されています。

こうした状況を受けて、かなりの割合の企業がクラウドサービスへの移行を進めようとしているのが現状です。

IT分野を中心とした調査・助言を行うガートナーの2021年6月のプレスリリース「ガートナー、日本企業のクラウド・コンピューティングに関する調査結果を発表」でも、国内でのクラウドコンピューティングの利用率は昨年より4ポイント増し、上昇の一途を辿っていることが述べられています。

もちろん、各クラウドサービスでもSQL Serverのサービスを使えるようになっています。

クラウドの需要が高まるのに伴って、AWSなど大手のクラウドサービスでもSQL Serverのサービスを使えるようになっています。

クラウドで提供されているSQL Serverの便利な点としては、以下が挙げられます。

  • サーバーを必要とせず、単体のデータベースサービスとして使える

もちろん、従来のように仮想サーバーを準備してデータベースを構築するといった方法もあります。

ただ、クラウドを利用すると非常に手軽に素早くデータベースを準備できるのがメリットです。

新しい分野で使われるSQL Server

SQL Serverは、クラウドサービスでも便利に使うことができます。

新しい時代のインフラストラクチャでも力を発揮できると言えるでしょう。

たとえば、世の中では、AI(人工知能)、自動運転、IoT、ビッグデータなどさまざまな分野でデータベースは欠かせないものとなっていますね。

SQL Serverには、AIなどで使われる機会学習のための機能として「Machine Learning Services」というものが実装されています。

AIなど新しいサービスで力を発揮する機能が搭載されるということは、SQL Serverの将来への可能性が開けていると言えます。

まとめ

Microsoftが開発、リリースしているデータベース製品であるSQL Serverは、MySQLやOracleなどと同じく業界で主流となっているリレーショナルデータベース(RDB)の一つです。

RDBは、表形式でデータを管理し、それぞれの表を組み合わせてさまざまな結果を表現するもので、SQL ServerやOracleのようなRDBMSで制御されています。

最新版のSQL Serverでは、ビッグデータ分析やAIなど最新の業界動向を踏まえ、新しい時代のインフラストラクチャに対応できるようになっています。

さらに今後リリースされる2022では、それがさらに強化される見込みです。

SQL Serverには、Enterprise, Standard, Express, Developerの4つのエディションがあり、それぞれ向き不向きがあるので、目的に合わせてどれを使うか正しく選択することが大切です。

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