MySQLとは?特徴や強み、将来性など世界中で使われている理由を徹底解説!

Oracleなどと同じように世界中で幅広く利用されているデータベースであるMySQL

MySQLは、無償で利用することができるオープンソースのソフトウェアであるといった特徴があります。

 

MySQLは、オープンソースであるといったことを含めてどういった特徴があるのでしょうか。

そして、どのような強みがあり、どんな分野に向いているのでしょうか。

将来性を含めて、MySQLについてのさまざまな疑問にお答えします。

MySQL

MySQLとは

MySQLとは、どういったデータベースなのでしょうか。

そして、どんな歴史を辿ってきたのでしょうか。

オープンソースのRDBMSであるMySQL

別の記事で説明した通り、現在の主流データベースの形式は、データを表で格納するリレーショナルデータベース(RDB)と呼ばれるものです。

そして、RDBを管理する仕組みとしてリレーショナルデータベース管理システムRDBMS)と呼ばれるソフトウェアがあり、代表的なものにOracleMySQLMicrosoft SQL Serverなどがあります。

 

Oracleについてはこちら

Microsoft SQL Serverについてはこちら

 

冒頭でも触れた通り、他のRDBMSと比較してMySQLのもっとも大きな特徴は、「オープンソースである」という点です。

オープンソースとは、「ソースコードが広く公開され、誰でも自由に扱って良い」というものです。

例えば、一般的なソフトウェア(Microsoft Windowsなど)は、ソースコードはすべて非公開ですが、これに対してオープンソースの場合はすべて公開され、誰もが自由に使えるようになっています。

MySQLの歴史

オープンソースのRDBMSであるMySQLは、どういった経緯で誕生し、発展してきたのでしょうか。

 

RDBMSとしてのMySQLは、1995年に初版がリリースされています。

当初はオープンソースではありませんでしたが、2001年にオープンソース化されています。

その後、2008年にサンマイクロシステムズによる買収、そして2010年のOracleによるサンマイクロシステムズの買収を経て、現在の開発はOracleによって行われています。

世界的に高いシェアを持つMySQL

ビジネスの現場などでもMySQLは、幅広く利用されています。

2020年8月のSolid ITによるデータベース市場の利用シェアに関する情報でも、Oracleに次ぐ2位となっています。

このように、MySQLは多くの利用者に幅広く使われています。

 

ちなみに、上位5位は以下の通り。

1位:Oracle
2位:MySQL
3位:Microsoft SQL Server
4位:PostgreSQL
5位:MongoDB

ランキング上位5位には入っていませんが、12位にはMySQLから派生したMariaDBというRDBが存在します。

MariaDBについて詳しくはこちら

MySQLの特徴と向いている分野

RDBMSとしてのMySQLにはどういった特徴があるのでしょうか。

 

オープンソースである(ソースコードが公開され、無償で利用できる)
さまざまなOSに対応している
小規模から大規模なシステムまで柔軟に対応できる
活用したソフトウェアやアプリなどの開発が容易

などの特徴が挙げられます。

 

こうした特徴を持つMySQLは、以下のような分野で主に利用が行われています。

開発しやすさやシンプルで速いことを活かしてWebサービスなどでの利用
エンタープライズ市場を含めたクラウドサービスでの利用

など

 

かつてはOracleなど商用データベースと比較して機能や堅牢性が劣るといわれたこともありましたが、現在ではそれらは克服され、幅広い目的で利用されています。

DBサーバー

MySQLの将来性とは

IT業界には現在さまざまな変化が起きています。

こうした変化の中で、MySQLの将来性はどのように評価すべきでしょうか。

クラウド時代にも強いMySQL

AWS(Amazon Web Services)、GCP(Google Cloud Platform)など大手各社のクラウドサービスを利用する企業が増えています。

MM総研の2020年の調査でも、従業員数1000人以上の大企業の87.2%がクラウド環境を利用したシステム開発を推進しているといった結果が出ています。

このようにクラウド利用が広がる中で、MySQLは大手のクラウドサービスでも利用できるようになっており、特にAWSなどではデフォルトのRDBの一つとして採用されています

データベースが大きな役割を果たす時代へ

AIやIoTなどの新しい技術では、データベースに蓄積された膨大なデータ(ビッグデータ)が欠かせない要素となっています。

膨大な情報からディープラーニングなどを通して、気象予測や渋滞の予測などこれまで十分にできなかった分野に革新をもたらしはじめています。

 

そういった将来に向けての状況がある一方で、MySQLはクラウドでの主要なデータベースとして益々利用が拡大しています。

クラウド

AIについてはこちら

IoTについてはこちら

ビッグデータについてはこちら

ディープラーニングについてはこちら

まとめ

世界中でOracleなどと同じように幅広く利用されているデータベースであるMySQL。

MySQLは、ソースコードを誰もが自由に利用できるオープンソースであるという点も特徴です。

 

MySQLは、無償で利用できるといったコスト面でのメリットだけでなく、多くのOSに対応し小規模からエンタープライズの大規模構成まで柔軟に対応できる高い汎用性を持っています。

また、AWSやGCPなどのクラウドでの利用、AIやIoTなどで重要となるビッグデータ解析での利用など将来に向けての可能性も広がっています。

 

このようにMySQLは、これからデータベースの重要性が増すことが予想される中で、ますます大きな役割を担うことは間違いないでしょう。