【第4回】レンタルサーバーにおけるバックアップの大切さ

この記事の信頼性:本記事は、Windows Serverを20年以上提供している「Winserver」のマーケティングチームおよび技術チームが執筆しています。実際に企業ユーザーから寄せられた設定相談やサポート事例に基づき、初心者にもわかりやすく解説しています。最終更新日:2025年10月8日

対象読者:バックアップ体制強化を検討する企業のIT管理者

バックアップをしよう

レンタルサーバーを検討している企業や担当者は、バックアップの大切さについて知っておく必要があります。

レンタルサーバーは進化してきていますが、絶対に落ちないサーバー、絶対にデータが消えないサーバーはありません。

そのため、レンタルサーバーを使用する場合は、万が一に備えてバックアップをしておくことが大切です。

しかし、バックアップの取得に時間がかかったり、保存先のハードディスクを逼迫すると問題が発生したりする恐れがあります。

通常、バックアップを取得する際、FTP接続をして、webサーバーに接続してからファイルやフォルダをダウンロードしますが、ファイル数や容量に応じてバックアップにかかる時間が肥大し、途中でFTP接続が切断され、バックアップに失敗するケースもあるでしょう。

そこでおすすめなのは、webデータのファイルやフォルダを圧縮してからダウンロードをする方法です。

圧縮すると、一つのファイルに複数のファイル、フォルダがまとめられます。

容量も軽くなり、確実にバックアップすることが可能です。

レンタルサーバーをバックアップする際は、試してみてください。

レンタルサーバーにおけるバックアップについて

レンタルサーバーにおけるバックアップについて|Winserverのススメ

地震や火災、不正アクセスによる盗難、データ損傷、紛失、操作ミスなどが原因でデータ障害が発生します。

できるだけ早くこの障害から復旧し、事業を再開するために、バックアップはとても大切です。

バックアップにおける作業は、レンタルサーバー業者がすべて行えるわけではありません。

その理由は、バックアップ計画の策定や設定、障害復旧時の指示は利用者にしかできないからです。

利用者の状況次第で条件は異なり、レンタルサーバー業者がすべてのバックアップ作業に関与することは難しいでしょう。

特に、企業は個人で利用するレンタルサーバーよりも、情報資産の質と量が高度です。

バックアップ方法は様々ありますが、企業内でルールを決めて運用しましょう。

ルールを守らなければ、セキュリティ面において問題が発生する恐れがあります。

【全11回】レンタルサーバー基礎知識

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※この記事は2025年10月時点の情報に基づいて執筆されています。掲載内容は将来的に変更される可能性があります。
※本記事の情報は、各ソフトウェアの公式サイトおよび開発元のドキュメントに基づいて作成しています。
最終更新日:2025年10月8日

この記事の執筆者について:
本記事は、Windows専門レンタルサーバーを20年以上提供する「Winserver(株式会社アシストアップ)」が運営する公式コラムです。
当社はMicrosoft SPLAパートナーとして、法人・個人を問わず多数の顧客に対し、Windows Server環境の導入・運用支援を行ってまいりました。
執筆・構成は、技術サポートとマーケティングチームが共同で担当。実際に社内導入やお客様からのフィードバックに基づいた情報をもとに執筆しています。

 

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