【第5回】レンタルサーバーの用途と種類を知ろう

この記事の信頼性:本記事は、Windows Serverを20年以上提供している「Winserver」のマーケティングチームおよび技術チームが執筆しています。実際に企業ユーザーから寄せられた設定相談やサポート事例に基づき、初心者にもわかりやすく解説しています。最終更新日:2025年10月8日

対象読者:各種サーバー記事を比較検討する企業の情報システム担当者

レンタルサーバーについて

レンタルサーバーをまだ契約していない人は、用途や種類についてわからないのではないでしょうか。

レンタルサーバーといっても、種類は様々で、用途も種類によって異なります。

以前、レンタルサーバーを導入していたという人も、種類と用途が合っていないことが原因で使用しにくいと感じ、契約をやめてしまった人もいるでしょう。

レンタルサーバーの種類の一つに、共有サーバーがあります。

共有サーバーとは、複数のユーザーが一つのサーバーを使用するもので、領域が複数に分かれており、それぞれの領域にドメインを設定してユーザーが利用するサービスです。

一つのサーバーを共有するため、一人にかかる費用が安くなるといったメリットがあります。

月額料金や初期費用を安く抑えたいという人は、共有サーバーを契約してみると良いでしょう。

また、サーバーの管理や運用の必要がなく、初心者でも使いやすいです。

しかし、自由度が低い場合や、他のドメインの影響を受けることがあります。

様々な特徴

専用サーバーという種類もあります。

専用サーバーは、利用者それぞれ個別にサーバーマシンを1台丸ごと貸し出すサービスです。

常に安定した状態を維持することができるといったメリットがあります。

必要な機能を設定することができるため、自由度が高いです。

ビジネス目的でレンタルサーバーを契約したいという人に適しているでしょう。

しかし、共有サーバーよりもコストが高くなり、専門知識がなければ使いこなせないといったデメリットがあります。

専用サーバーと共有サーバーの良いところを持ち合わせているのは、VPSサーバーです。

高性能でありながら比較的低コスト利用できます。

サンドボックスが簡単に利用できたり、共有サーバーよりもリソースが多いですが、専用サーバーよりも回線が安定しなかったり高度な知識がなければなりません。

クラウドサーバーは、ネット上の仮想的なレンタルサーバーです。

導入スピードが早いため、できるだけ早く使用したい人に向いています。

リソースが柔軟に変更でき、利用方法によってはコストを抑えることも可能です。

しかし、パフォーマンス力は物理サーバーの方が優れており、クラウドに対する知識が必要になります。

【全11回】レンタルサーバー基礎知識

全11回に分けてレンタルサーバーをご紹介しております。

※この記事は2025年10月時点の情報に基づいて執筆されています。掲載内容は将来的に変更される可能性があります。
※本記事の情報は、各ソフトウェアの公式サイトおよび開発元のドキュメントに基づいて作成しています。
最終更新日:2025年10月8日

この記事の執筆者について:
本記事は、Windows専門レンタルサーバーを20年以上提供する「Winserver(株式会社アシストアップ)」が運営する公式コラムです。
当社はMicrosoft SPLAパートナーとして、法人・個人を問わず多数の顧客に対し、Windows Server環境の導入・運用支援を行ってまいりました。
執筆・構成は、技術サポートとマーケティングチームが共同で担当。実際に社内導入やお客様からのフィードバックに基づいた情報をもとに執筆しています。

 

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