【第9回】レンタルサーバーでの障害の対処法とは

この記事の信頼性:本記事は、Windows Serverを20年以上提供している「Winserver」のマーケティングチームおよび技術チームが執筆しています。実際に企業ユーザーから寄せられた設定相談やサポート事例に基づき、初心者にもわかりやすく解説しています。最終更新日:2025年10月10日

対象読者:サーバートラブル対応に取り組む企業の情報システム担当者

レンタルサーバーで起こる障害とは?

レンタルサーバーを使用している時に困るのが突然のトラブルです。

こうした障害が起きた時に対処法を知っているかいないかによって随分とその後の処置が変わります。

これからレンタルサーバーの導入を考えているという人は、どういったトラブルのケースがあるのか、またその対処法について事前にある程度情報を集めておくことをお勧めします。

トラブルには大きく分けて、データの紛失・接続ができない・ハッキング(クラッキング)されるの3種類があります。

まずはこうしたトラブルが起きてしまった原因を知り、そこから対処法を練ることが必要です。

障害の原因と対処法について

レンタルサーバーの利用中に起こる障害については、自分でできる対処法を知っておけばある程度の情報を守ることができます。

  • データの紛失
    利用者がうっかり消してしまった場合を除くと管理者側が誤って消してしまった、災害などでサーバーが物理的に壊れてしまったということが考えられます。
    こうした時に有効な手段はただ1つ、データのバックアップをするという点に尽きます。自動バックアップ機能をもっているレンタルサーバーを選ぶのも良いでしょう。
  • サイトに接続できない、サイトが表示されない
    サーバーのダウンかアクセス制限がかかっている可能性があります。サーバーが外部からの攻撃や急激にアクセス数が増えることによって落ちてしまった場合には利用者側でできる対処法はありません。一方、アクセス制限が頻繁にかかってしまうという場合、サイトの規模に対してレンタルサーバーのスペックが低い可能性があります。
    その場合はプランの変更やスペックの高いレンタルサーバーへの移行も視野に入れる必要があります。
  • ハッキング(クラッキング)
    滅多にあることではないですがハッキングの被害に遭うという可能性があります。
    この場合は信頼の置けるレンタルサーバーを選ぶか、利用者側での対処法としてSSLの導入や2段階認証を採用するなどセキュリティ面を強化しておくという方法があります。

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※この記事は2025年10月時点の情報に基づいて執筆されています。掲載内容は将来的に変更される可能性があります。
※本記事の情報は、各ソフトウェアの公式サイトおよび開発元のドキュメントに基づいて作成しています。
最終更新日:2025年10月10日

この記事の執筆者について:
本記事は、Windows専門レンタルサーバーを20年以上提供する「Winserver(株式会社アシストアップ)」が運営する公式コラムです。
当社はMicrosoft SPLAパートナーとして、法人・個人を問わず多数の顧客に対し、Windows Server環境の導入・運用支援を行ってまいりました。
執筆・構成は、技術サポートとマーケティングチームが共同で担当。実際に社内導入やお客様からのフィードバックに基づいた情報をもとに執筆しています。

 

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