PHPのバージョンアップについて。方法や注意点を解説

多くのWebサーバーにとって欠かせないコンポーネントであるPHP。

OSやさまざまなアプリケーション、コンポーネントのアップデートは、セキュリティ上の脅威が多い現代では必須の対応です。

PHPもソフトウェアコンポーネントである以上、バージョンアップが必要となります。

しかし、PHPのバージョンアップはどうすれば良いのでしょうか?

また、注意する点にはどういったものがあるのでしょうか?

今回は、PHPのバージョンアップについて詳しく解説します。

PHP

PHPはどこで使われている?

まず、PHPはどういったサーバーで利用されているのか、そしてWordPressの基礎的な部分について解説します。

PHPとは

PHPとは、「動的にWebページを生成できるサーバーサイドのスクリプト言語」であると言われています。

1996年に誕生した比較的新しい言語で、さまざまなWebサイトやWebサービス、Webアプリで利用されていると同時に、仕様や文法が比較的簡単で習得しやすいということもあり、多くの現場で使われています。

Q-Successが発表したデータによると、最も人気のあるサーバーサイドのプログラミング言語として、2021年9月現在、78.7%でシェアNo.1を獲得しています。

WordPressでよく使われるPHP

現在、世界中のWebサイトでCMSとしてWordPressが使われています。

Q-Successが発表したデータによると、最も人気のあるCMSとして、2021年9月現在、42.5%でシェアNo.1を獲得しています。

WordPressにおいても、PHPは欠かせないものとなっています。

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PHPのバージョンアップはなぜ必要?

なぜ、サーバーにインストールされたPHPのバージョンアップが必要になるのでしょうか?

それには、大きく以下のような2つの理由があります。

      • 処理のパフォーマンスを向上させる
      • プログラムバグの修正などによるセキュリティの向上

PHPのバージョンアップは、処理のパフォーマンスを向上させるという理由の他に、バグ修正、脆弱性の改修などがあります。

WordPressを使う場合は、公式サイトで「PHP 7.4以上を推奨」と書かれているので、それも踏まえてバージョンアップを行いましょう。

実際のバージョンアップについて

それでは、実際のバージョンアップについて見ていきましょう。

メジャーアップデートとマイナーアップデート

実は単にアップデートと言っても、以下の2種類があります。

マイナーアップデートで大きな影響が出るケースは稀ですが、メジャーアップデートの場合は「動かない」など大きな影響が出るケースがあるので、しっかりとした事前検証と対策が必要となります。

メジャーアップデート

大幅な機能のアップデートやロジック・仕様の変更などを含むバージョンアップです。

PHPの場合、5系から7系へのアップデートなどがメジャーアップデートに該当します。

マイナーアップデート

不具合の修正や小規模な機能の追加などのアップデートです。

PHPの場合、7.4から7.5へのアップデートなどがマイナーアップデートに該当します。

プレゼンテーション

アップデートの流れ

2種類のアップデートについて理解できたところで、実際のアップデートの流れについて確認しておきましょう。

    1. バックアップ:必要なデータや設定のバックアップを取得し、障害発生時に戻せるようにしておく
    2. テスト環境での確認(必要に応じて)
    3. PHPのバージョンアップ
    4. 依存性パッケージのアップデート:PHPのバージョンアップに伴いバージョンアップが必要なものをアップデート
    5. 動作確認:プロセスが正常に起動することの確認
    6. Webサイトが正常に利用できることの確認

PHPをアップデートする場合は、上記のような流れで行います。

特にメジャーアップデートを行う場合は、影響が大きく出て既存のサービスが動かなくなるなどの可能性もあるので、動作確認やサイトの利用確認はしっかりと行うようにしましょう。

アップデートの注意点とは

最後に、PHPのバージョンアップを行う際の注意点について確認しておきましょう。

どういった点に注意すればよいのでしょうか。

バージョンアップを行う場合には、以下のような点に注意が必要です。

      • WordPressなど関連する他のパッケージのアップデートが必要になる場合がある
      • 処理命令が変更されるなどでサイトのコードを変更する必要があるケースがある
      • WordPressのプラグインが動かなくなるケースがある
        など

このようにバージョンアップでは、単純に入れ替えるだけで作業終了とはならないケースもあるので気をつけましょう。

PHP プログラミング

まとめ

さまざまなWebサイト、WebサービスやWebアプリで活用されているPHP。

サイトを運用する上でOSや各パッケージのアップデートが必要となるのと同じようにPHPもバージョンアップが必要になるケースがあります。

      • セキュリティ対策
      • パフォーマンスの向上

こういった目的で行われるPHPのバージョンアップですが、特にメジャーアップデートの場合は、他への影響が考えられるので検証環境でのテストなどしっかりとした確認や実施計画が必要となります。

実際にPHPのバージョンアップを行う際には、当記事を参考にしてみてください。

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