VPSの構築方法とは。OSの選択からセキュリティ対策まで解説

VPS(バーチャル・プライベート・サーバー)は、WebサーバーやECサイトなど、多くの分野での利用が広がっています。

従来は、自社に物理サーバーを設置するオンプレミス型がサーバーの設置形態の主流でした。

VPSは、オンプレミス型と比較して、より手軽で迅速に導入することが可能で、導入や運用のコストも抑えることができます。

「簡単に導入し、手軽に利用できる」VPS。

具体的にどのような流れや手順でサーバーを構築すれば良いのでしょうか。

また、セキュリティ対策を含め、どのような点に注意すべきなのでしょうか。

今回はおすすめのVPSサービスの紹介も含めて解説します。

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1_VPS 構築

VPSの構築に必要な作業とは

実際にVPSを使うためには、まずサービスを提供するホスティング業者と契約します。

次に、サーバーの利用目的に合わせてサーバーを構築します。

サーバー構築には、パソコンや物理サーバーを構築するのと同じように以下のような作業が必要となります。

    1. VPSに必要なリソースの定義
    2. システム設計
    3. サービスプランやOSの選択
    4. OSのインストールと設定
    5. 構築したシステムのテスト
    6. 更新プログラムの適用

VPSを利用する場合には、これら一連の構築作業を行います。

ただ、パソコンや物理サーバーの構築に比べると、「実際に物理機器を触る必要がない」「仮想環境で作業がスムーズに行える」などの理由から、非常に短時間で作業を進めることができます。

VPSの構築の具体的な作業内容

VPS環境は、具体的にどのような手順やプロセスで構築するのでしょうか。

ここでは、ホスティング業者のサービスを利用するケースについて、構築の流れに沿って解説します。

    1. VPSに必要なリソースの定義
    2. システム設計
    3. サービスプランやOSの選択
    4. OSのインストールと設定
    5. 構築したシステムのテスト
    6. 更新プログラムの適用

VPS構築手順①VPSに必要なリソースの定義

VPSやオンプレミスなど環境に関係なく、まず行うべきことは、CPUスペックやメモリ量、ディスク容量などサーバーがどのくらいのリソースを必要とするかの算定です。

具体的には、次のような視点から検討しましょう。

    • 用途の明確化:Webサーバー、データベースなど、どんな目的や用途に使うか
    • 必要な性能、ディスク容量等の見積もり:どのくらいの利用者やアクセスがあるか、データ量はどのくらいが想定されるのか

など

この作業は、サーバーの設計・構築で非常に重要なものとなります。

目的や用途、そして、どのくらいのリソースが必要になるのかといったから必要なスペックの算定を行います。

この際には、必要なリソースを満たしつつ、一定の余裕を持たせたスペックを選択することが大切です。

どのくらいのリソースが必要なのかわからない場合や、サーバー構成について相談したい場合は、ぜひWinserverのオンライン相談会をご利用ください。

次に、実際にどういったパラメータを設定するかなどの設計を行います。

VPS構築手順②システム設計

必要なスペックを決めた後は、実際に設計を行います。
ここでは、具体的に以下のようなことを行います。

    • システムパラメータの設定(OSやネットワークの設定内容)
    • アプリケーションパラメータの設定(アプリケーションの設定内容)
    • ディスクパーティションの設定(ディスクパーティションの切り方の決定)
    • データベースのパラメータの設定(データベースの設定内容やチューニング項目)
      など

この内容は、設計書としてまとめておきましょう。
再設定する場合や、設定した内容を修正するときにも役立ちます。

VPS構築手順③サービスプランやOSの選択

先に解説したVPSの定義や設計内容に基づいて、ホスティング業者が提供するプランを選択し、契約します。

ホスティング業者にもよりますが、ここでは以下の項目を検討します。

    • OSの種類
    • CPUの種類やスペック
    • メモリ容量
    • ディスク容量やSSD、HDDなどの種類

など

これも設定内容と合わせて、設計書に追記しておきましょう。

VPS構築手順④OSのインストールと設定

各種の設定パラメータの決定、プランやOSなどの構成要素の定義が終わり、ホスティング業者からVPSが提供された後は、いよいよ実際にVPSの構築作業に入ります。
ここでは、以下のように進めます。

    1.  OSのインストール
    2.  プログラム更新の適用
    3. ソフトウェアやプログラム、サービス等の設定
    4. セキュリティ対策

ホスティング業者によっては、選択したOSをVPSにインストールした状態で提供するところもあります。

たとえば、WinserverのVPSでは、Windows Server 2022 / 2019 / 2016 / 2012 R2からOSを選択でき 、そのOSがインストールされた状態でお渡しします。

インストール作業のプロセスを短縮し、環境の構築から始めることができます。

VPS構築手順⑤構築したシステムのテスト

実際にVPSの構築が完了した後は、テストを行いましょう。

PCやスマートフォンなどの利用したい環境から、サービスなどに接続して、設計通りに使えるかどうかを確認します。

OSやブラウザなど、利用が想定されるすべての環境で正しく使えることを確認しましょう。

チェックリストなどを作ると、抜け漏れなく正確に行えます。

VPSの構築時に実施すべきセキュリティ対策

オンプレミスのように社内でサーバーを設置する場合と違い、VPSの場合はインターネット接続を介してサービスを利用します。

外部との接点が多くセキュリティリスクが高まるため、より適切な対策が重要となります。

では、具体的にどのような対策を行うと良いのでしょうか。

ここでは、特に重要な2つのセキュリティ対策について解説します。

OSやアプリケーションのプログラム更新の実行

悪意を持つ第三者は、OSやアプリケーションなどのプログラムの脆弱性を悪用して不正アクセスなどのサイバー攻撃を行うことがあります。

各ソフトウェアベンダーからは、こういったソフトウェアの脆弱性が持つリスクを解消するためにセキュリティパッチなどの更新プログラムがリリースされています。

これらを適用することで、悪意あるサイバー攻撃によってシステムが乗っ取られる、破壊される、情報が抜き取られるなどのリスクを減らすことができます。

もし更新プログラムを適用しないと、脆弱性などのセキュリティ上の問題が残ったリスクの高いシステムを使うこととなるので、適用をお勧めします。

セキュリティ設定の実施

インターネット接続を介して利用するVPSは、自社内で設置するオンプレミスのシステムに比べて第三者による外部からの不正アクセスやマルウェア感染などサイバー攻撃を受けるリスクが高くなります。

こうしたリスクを回避するためには、サーバー構築後に以下のような方針に基づいて設定を行う必要があります。

    • ファイアウォールで不要なポートを塞ぐ
    • 不要なサービスを停止する
    • パスワードを複雑なものにする

など

他にも、セキュリティ対策ソフトを導入するなど適切な対策を実施する必要があります。

VPSの利用方法

VPSは、仮想技術で構築されたサーバーですが、利用するには以下のようないくつかの方法があります。

    • レンタルサーバーを提供するホスティング業者のものを利用
    • クラウドサービス事業者のものを利用
    • 自前で物理サーバー等を使ってホストサーバーを準備し、その上の仮想環境で構成する

VPSのメリットである「コストの安さ」「導入の迅速性」などを活かすならば、上の2つから選択するのがおすすめです。

ただ、クラウドサービスは従量課金制で、月額○○円などのわかりやすい料金体系ではありません。

これまで説明した手順によってある程度の料金を見積もることは可能ですが、大きく変動する可能性があることは覚えておきましょう。

レンタルサーバーを利用する方が、自由度などが下がる部分はありますが、コストは安くなります。

たとえば、Winserverでは、VPSを月額990円から利用することができます。

VPSの構築で注意すべきポイントは?

VPS以外の構築でも注意すべきポイントではありますが、VPSを活用してサーバーを構築して利用する際に注意すべきことについて確認しておきましょう。

    • トラブルを避けるためにシンプルな構成を心がける
    • 設定した内容を記録し、資料として残しておく
    • バックアップを取得し、問題が発生した際に戻せるようにしておく
      など

これらは、サーバー障害などのトラブルを避ける、トラブルが発生した際にリカバリーを迅速に行う上でも非常に重要なものとなります。

WinserverでVPS環境を手軽に利用しよう

VPSを利用するには、先ほど解説したようにさまざまな方法があります。

そして、その中でも、ホスティング業者が提供するレンタルサービスを使う方法が、コストパフォーマンスの面で最も良いと言えます。

では、どのようなものが良いのでしょうか。

ここで、おすすめできるサービスが「Winserver」です。

Winserverは、世の中で幅広く使われているWindows Serverを提供しているサービスで、VPS以外にも「共用サーバー」「専用サーバー」など他の種類のレンタルサービスも提供しています。

Winserverで提供されているWindows Serverは、デスクトップ版Windowsとよく似た使いやすい操作感やMicrosoft製品との高い親和性、Microsoftによるサポート体制など多くのメリットを持つOSです。

Windows VPSの利用を考えている場合は、ぜひWinserverのサービスを検討しましょう。

まとめ

VPSは、初期費用が安く手軽に導入できる、迅速に構築が行えるなどのメリットから、WebサイトやECサイトなどさまざまなところで広く使われています。

また、費用が安いというところから大企業だけでなく中小企業、スタートアップ企業、個人やフリーランスなど十分な資金がない利用者にとっても手軽に使えるというメリットがあります。

しかし、実際に使うためには、今回解説したようないわゆるサーバー構築と呼ばれる各種定義やパラメータの決定、システム構成の設計、OSや各種アプリケーションのインストール、設定などの一連の作業が必要となります。

環境構築作業の流れ自体は、オンプレミスや一般的なパソコンともそれほど大きな違いはありません。

しかし、インターネットを経由して接続利用するという点で外部ネットワークに接する部分がかなり大きくなり、ネットワークを介した不正アクセスやマルウェア、通信データの盗聴などのサイバー攻撃に対するより厳密な対策が重要となります。

VPSを利用してサーバー構築を行う場合は、こういったことを念頭に進めましょう。

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