VPSへのファイル転送。アップロードやダウンロードの方法をご紹介

ホームページやブログサイト運用やファイルサーバーとしての活用などVPSは、さまざまな目的に便利に使えるサービスです。

VPSを利用する中で、必ずと言って良いほど必要なのはアップロードやダウンロードなどのファイル転送です。

実際にファイル転送を行いたい場合、どのようにすれば出来るのでしょうか?

サーバー側での設定は必要なのでしょうか?

今回は、VPS利用時に必要となるサーバーへのファイル転送について解説します。

Windows VPSならWinserver!
★丁寧な電話サポートで安心★
\ 2週間無料でお試しできます! /
Windows VPSを使ってみる

vps_transfer

どんな時にファイル転送が必要になる?

実際にVPSを使っていると以下のような場面で、ファイル転送が必要となります。

      • ホームページやブログサイトなどの作成や更新作業
      • ファイルストレージなどへのデータ格納
      • 仕事などチーム内でのファイルのやりとり
      • VPSサーバーのメンテナンス等の作業
        など

非常に多くのケースでファイルの転送が必要となることが分かります。

ファイル転送にはどんなものがある?

VPSとファイルをやりとりするにはどういった方法があるのでしょうか。

そして、それぞれの方法の強みや弱みにはどういったものがあるのでしょうか?

ファイル転送の方法

VPSとファイルをやりとりするには、主に以下のような2つの方法があります。

・FTP
・ファイル共有(SMBプロトコル)

他にもWebサイト経由でダウンロードやアップロードを行う方法や、特別なソフトを使う方法もありますが、これらはあまり一般的ではないので割愛します。

FTPとファイル共有の違い

以下では、この2つの方法について比較をしてみましょう。

FTPファイル共有
対応するOSWindows
Linux
Windows
Linux
設定の容易さ
(Windows)
導入に手間がかかる簡単
設定の容易さ
(Linux)
簡単導入に手間がかかる
設定の容易さ
(Mac)
少し設定が必要少し設定が必要
セキュリティ暗号化非対応
※sFTPやSCPを推奨
暗号化対応
一般的な利用ケースホームページの更新などファイルストレージなど

このように、まとめてみると、両者にはさまざまな違いがあることが分かります。

FTP ファイル共有 違い

セキュリティを考慮すべき

ファイル転送を行うということは、ネットワーク上にデータが流れることを意味します。

近年、問題となっている情報漏洩には、ネットワークが流れるデータを盗聴することによるものもあり、通信の暗号化はもはや必須と言えるでしょう。

先ほど紹介したデータ転送プロトコルFTPは暗号化には対応しておらず、ネットワーク上をパスワードも含めて平文で流れてしまうため、セキュリティのことを考えるとFTPは使用しないことをおすすめします。

これを解決し、暗号化に対応したものが、以下のようなファイル転送プロトコルです。

・sFTP
・SCP

これらは、いずれもSSHと呼ばれる暗号化プロトコルに対応しています。

SCPは「高速」「転送の再開はできない」、sFTPは「SCPより遅い」「転送再開が可能」などの違いがあります。

これらは目的に合わせて使い分けましょう。

詳しくはこちらの記事で触れています。

SSH

ファイル転送をやってみよう

では、具体的にファイル転送を使うにはどういった設定やツールが必要になるのでしょうか?

以下では、FTP(SCPやsFTP)とファイル共有について解説します。

FTPによるファイル転送

FTPによるファイル転送はコマンドラインとツールの両方で行うことができます。

もちろん、ツールの方が手軽に利用することが可能です。

ただし、データ暗号化に対応したscpなどでは、コマンドラインはWindowsの場合、Windows 10のバージョン1803以降でしか利用できません。

ツールでの利用は、PCに専用のツールを導入することで可能となります。

以下では、暗号化に対応したツールを紹介します。

Windows:WinSCPなど

Mac:Cyberduckなど

Windowsファイル共有による転送

Windowsファイル共有は、フォルダやドライブなどに共有設定を行うことで、端末からアクセスして利用できる方法です。

特にWindows系のサーバーとPCなどでファイル共有を行う場合はとても手軽で、エクスプローラーで直接ファイルをやり取りすることができます。

また、Macで利用する場合は、「SMBを使用してファイルやフォルダを共有」を使うことで、Windowsとファイルをやりとりすることが可能となります。

ファイル

まとめ

個人でもホームページやブログサイトなどの開設・利用が広がっておりとても便利なのがVPSです。

VPSは、実際にコンピュータを設置するのでなく、ホスティング業者が提供する仮想サーバーを借りるものです。

VPSを使う中で、必要となる作業の一つに「ファイル転送」があります。

ホームページの更新、ファイルサーバーへのファイルのアップロードやダウンロードなど、さまざまな場面で必要になります。

今回解説したように、VPSはツールを使うと簡単にファイルを転送することができます。

また、情報セキュリティの観点から、SCPやsFTPなどの暗号化に対応したプロトコルを使うことが重要です。

このような内容を踏まえて、VPSのファイルアップロードやダウンロードを行ってみましょう。

Windows VPSを2週間無料で試そう!

Windows Server専門のホスティングサービスを20年以上運用しているWinserverでは、Windows VPS2週間無料トライアルを実施しています。

WinserverのVPSは、「電話やメールによる充実のサポート」と「20年以上の実績」でビジネスでの利用にも最適なサービスです。

OSは、最新のWindows Server 2022から、2019、2016までご用意しております。

Winserver2週間無料で試す

プランやオプションでお悩みの方、サーバー構成について相談されたい方は、ぜひ無料オンライン相談会でご相談ください。

豊富な運用実績を持つ専門スタッフが、サーバー運用のお悩みについて、丁寧に回答いたします。

Winserverオンライン相談会実施中

メールでのご相談を希望される方は、こちらからお気軽にお問い合わせください。

Winserverはサポートも充実!

Winserverでは、お客様一人ひとりにあわせて最適なサービスプランをご提案いたします。

電話やメールによるサポートが充実しており、VPSやクラウドを初めてご利用の方の疑問にも専門のスタッフが丁寧にお答えします

 お問い合わせフォーム

お電話でのお問い合わせ:0120‐951‐168
           【 平日 】9:00~12:00 / 13:00~17:00

VPS紹介資料

VPS紹介資料

Winserverで一番人気のVPSの概要、特徴、料金プランをまとめた資料です。
Windows VPSの他、オンラインセラー向けの「PRIMA VPS」や、会計専用ソフトをインストールした「VPS for 会計ソフト」などについても紹介しています。

VPS紹介資料

VPS紹介資料

Winserverで一番人気のVPSの概要、特徴、料金プランをまとめた資料です。
Windows VPSの他、オンラインセラー向けの「PRIMA VPS」や、会計専用ソフトをインストールした「VPS for 会計ソフト」などについても紹介しています。

資料をダウンロードする

Windows環境を利用するなら!
WinserverのVPS
稼働率99.99%・メモリ完全保証

▶ プランを見る

関連記事

サーバーの基礎知識

TOP
CLOSE