IoT「モノのインターネット」とは、どういうもので、私たちの生活はどう変わる?

すべてのものがインターネットに接続されるIoT(モノのインターネット)が、急速な進展を見せています。

コンピュータやスマートフォン意外にも自動車や時計、家電などがインターネットに接続されるなど、さまざまなところでIoT関連のサービスが進み始めています。

 

今回は、IoTとはどういったものか概念や仕組みIoTがもたらす社会の変化などについて取り上げて解説します。

IoT

IoTとは

これまでにインターネットに接続されることがなかったようなものまでインターネットに接続される「IoT」。

IoTとはどういったものでしょうか。

概念や仕組み、そしてなぜ普及が進むのかということについて見ていきましょう。

IoTとは

今やコンピュータやスマートフォンだけでなく、テレビや冷蔵庫、エアコン、時計や自動車といったさまざまなものがインターネットに接続されるようになってきています。

 

こうしたすべてのものがインターネットに接続されるといった概念は、IoTInternet of Things)、日本語では「モノのインターネット」と呼ばれています。

 

このようにさまざまなデバイスがインターネットに接続されることで、たとえば自動車で目的地の周辺の店舗の情報を検索したり、調理家電でレシピを検索したりといった今までになかったようなサービスを作り出していこうとするものがIoTです。

IoTの仕組み

IoTは、どういった仕組みで実現されているのでしょうか。

それには以下の3つの段階が大きく関わっています。

 

  1. 機器からの情報収集の仕組みの実装:組み込みセンサー等を活用
  2. インターネットを介して情報を集積し、ビッグデータとして蓄積する
  3. 蓄積されたビッグデータをAIによって解析する

 

こういったプロセスを経て、IoTではAIやビッグデータなどを組み合わせて新しいサービスを作り出そうとしています。

IoTが普及したのはなぜ?

情報通信白書によると、IoTは2020年で海外ではアメリカをはじめ80%程度という導入率となるとされています。

日本では、50%程度とかなり遅れることが考えられていますが、世界中で普及が進んでいることには違いありません。

 

では、なぜこのように普及が進むのでしょうか。それには3つの理由があります。

 

  • センサーや通信モジュールの小型化の実現
  • ネットワークインフラの普及やコストの低下
  • スマートフォンの普及によるIoTサービス利用者の拡大

 

また、それ以外に大きな理由としては、「AIやビッグデータの技術の進展」があります。

先ほども解説したように、IoTにより収集された膨大な情報(ビッグデータ)を利用するにはAIによる解析が必要となります。

IoTの仕組み

IoTで何ができる?

IoTを導入することで何ができるようになるのでしょうか。

たとえば、以下のようなことが挙げられます。

 

まずは、すでに実際に活用が始まっていることから見ていきましょう。

 

電気やガスなどのメーターにIoTを取り入れることで、供給量や障害の把握などを瞬時に行うことができる(スマートメーター)
メーカーの工場などで機械にセンサーやIoTの仕組みを取り入れることで、ラインや機械の状況把握、機器の異常などを把握し、迅速な対応を行うことができる
スマートスピーカーなどで利用者に合った知りたい情報を即座に得られる

など

 

このように、今までは現場まで行かないと状況がわからない、どこで何が起こっているのかわからないといったこともIoTを使うことで即座にわかるようになります。

また、利用者のニーズに合わせて適切な情報を取り出して使うこともできます。

IoTの課題とは

さまざまなものがインターネットに接続され、膨大な情報を活用していくのがIoTの特徴です。

しかし、これにはいくつかの乗り越えていくべき課題があります。

 

  • ビッグデータを正しく分析、解析する専門家の不足
  • 通信の効率化やセキュリティレベルの向上など技術的な課題
  • 機器の需要を満たすだけの電力供給の課題
  • IoT機器などの設定を行うIT人材の不足

など

 

IoTをこれからさらに推進していくためには、こうしたさまざまな課題を乗り越えていく必要があります。

IoTやAI、ビッグデータによって作り出される未来

他の記事にも詳しく取り上げていますが、IoTはIoTだけで成立する技術ではありません

IoTを活用して収集し蓄積された膨大なデータは、ビッグデータとしてAIによって解析し、活用していくといったように、AIやビッグデータとも密接に関わっています。

 

 

では、これらによってどういった未来が切り開かれるのでしょうか。

例えば電子機器大手のオムロンでは、「SINIC理論」として2033年の未来を以下のように予想しています。

 

シンプルなものづくりは機械が行い、人はクリエイティブな仕事にフォーカスする
健康状態の監視と、状況に合わせてAIから的確なアドバイスを得られる
自動車が人の状態や周囲を理解しながら自動運転することで事故や渋滞が起こらない

など

 

これらは、あくまで現時点での予測ではありますがIoT、ビッグデータやAIを活用して作り出される新しい未来を垣間見ることができます。

IoTの未来

まとめ

すべてのものがインターネットにつながる「モノのインターネット」とも言われるIoTは、近年急速な進展を見せています。

これまでパソコンなどコンピュータだけがインターネットに接続されていたのが、今やスマートフォン、TVやスマートスピーカーなどの家電など多くのデバイスがネットワークに接続されるようになっています。

 

そうした中で、今回解説したようにIoTは、ビッグデータやAIなどと密接に関係しています。

政府が2016年に策定した「第5期科学技術基本計画」の中で用いられている「Society5.0」。

 

これは、「サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会」(内閣府)とされるもので、IoTによって全てのものがつながる中で、AIやビッグデータの活用による新しい社会を作っていこうというものです。

このSociety 5.0やさまざまな企業が描く未来像は、これらを生かして私たちにとってより住みやすく働きやすい社会を実現するものです。

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さて、今回は今や日常的に使われるように「IoT」について触れてきました。

 

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6C/6T 8.25MBキャッシュ
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Xeon Bronze 3204
1.90GHz(最大1.90GHz)
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