Windows DefenderはWindows Serverの保護にも使える?

Windows Defenderは、Windowsデバイスに標準搭載されたウイルス対策機能です。

Windows を起動するだけで、マルウェアなどのセキュリティ上の脅威からPCを保護することができます。

しかし、セキュリティ上の脅威は、PCだけでなくサーバーにも存在しています。

Windows系のサーバーOSも、Windows Defenderで保護できるのでしょうか。

今回はWindows Defenderの概要と、Windows ServerでのWindows Defenderの活用方法について解説します。

Windows Defenderとは

Windowsに標準搭載されているWindows Defender。

まず、この機能の概要を確認しましょう。

Windows Defenderの概要

Windowsでは、標準機能として、マルウェアの検出・駆除といったセキュリティ対策機能が搭載されています。

この機能はWindows 10でさらに強化されました。

ウイルス対策ソフトウェアを導入しなくても、基本的なセキュリティ対策機能はすべてカバーできると言えるでしょう。

この機能が、Windows Defenderです。

Windows PCでのWindows Defender

PC用のWindows OSでは、2012年にリリースされたWindows 8以降、Windows Defenderが搭載されています。

従来のWindows Vistaから、セキュリティ機能としてMicrosoft Security Essentialが搭載されていましたが、これを強化したものがWindows Defenderです。

Windows Defenderでは、下記の機能を標準で提供しています。

  • ウィルスと脅威の防止
  • デバイスのパフォーマンスと正常性
  • ファイアウォールとネットワーク保護

など

Windows Serverでも使えるWindows Defender

Windows OSと同様に、Windows Serverにも、Windows Defenderが搭載されています。

Windows Serverでは、2016以降のバージョンにデフォルトでインストールされるようになっています。

なお、Windows Server用のWindows Defenderには以下の機能が追加されています。

  • 定義に基づいたロールによって自動除外を設定可能
  • サードパーティ製のセキュリティ対策ソフトをインストールしても自動で無効にはならない。
    →手動で無効化する必要がある

Windows ServerでWindows Defenderを使うメリットやデメリット

Windows Serverのセキュリティ対策を行うために、Windows Defender以外のサードパーティ製の専用ソフトウェアを利用することもできます。

たとえば、次の製品が挙げられます。

  • F-Secure Elements Endpoint Protection (クラウド型)
  • Trendmicro ServerProtect (インストール型)

このようなサードパーティ製のソフトウェアは、Windows Defenderより非常に高機能で実績もあります。

こういった製品と比較した場合の、Windows Defenderのメリットや、デメリットについて見ていきましょう。

メリット

  • サードパーティ製のソフトウェアと比較してもウィルス検知の機能についての差はほとんどない
  • 追加コストが不要
  • PCと同じような高い操作性
  • Windows標準搭載の機能なので、導入によるトラブルが少ない

など

またWindows Defenderでは、コマンドラインを使用してスキャン処理などを実行できます。

タスクスケジューラーでの実行、バッチジョブとしての実行は、サーバー管理で大いに役立つ機能です。

デメリット

  • 専用ソフトに比べると機能が少ない
  • サポートが少ない

など

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利用する際の注意点とは

Windows製品に標準搭載されているWindows Defenderですが、Windows Serverで使う場合には、注意すべき事項があります。

もっとも重要なことは、あくまで1台のサーバーを保護するためのもの」であるという点です。

サードパーティ製のソフトウェアのように、定義ファイルの適用状況やマルウェアの検出状況などを、複数台の機器で統合管理することはできません。

したがって、多くのシステムを統合管理する場合は、サードパーティ製のソフトウェアのほうが適切でしょう。

それ以外にも、Windows Defenderの利用にはいくつかの注意点があります。

  • Windows Defenderはサードパーティ製のソフトに比べ機能が少ない

→たとえば、Windows Defenderには、以下のような機能が含まれません。

フィッシング対策
ネットバンキング保護
ID管理機能
迷惑メール対策
など

  • Windows Defenderとサードパーティ製のソフトを併用することはできない
  • Windows Defenderはサードパーティ製のソフトに比べるとサポートが充実していない

このように、サードパーティ製のソフトウェアと比較して注意すべき点もあるので、利用する際には気を付けましょう。

まとめ

昨今では、マルウェアや不正アクセスの急増などのインターネット上の脅威が増加しており、セキュリティへのニーズが高まっています。

Windowsに標準搭載されているWindows Defenderも、こうしたセキュリティニーズに応えるため登場しました。

サーバーOSであってもセキュリティ対策は必須です。

むしろ、さまざまなサービスを提供するシステムであるという意味では、PCよりも強固な対策が必要であると言えます。

今回解説したように、Windows系のサーバーOSであるWindows ServerにもWindows Defenderは搭載されています。

安価で高レベルのセキュリティをWindows標準機能として実現できるWindows Defenderは、PCと同じようにサーバーでも大きな力を発揮します。

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