マルウェアとは。種類、感染防止策、検知方法をわかりやすく解説。

パソコンやスマートフォンなどを使っていると、ウイルスや迷惑メールなどさまざまなサイバー攻撃に遭う時があります。

最近では、サイバー攻撃も、以前に比べてより悪質なもの、巧妙なものへと変化しつつあり大きな問題となっています。

マルウェアとはどういったもので、増えてきた背景には何があるのでしょうか?

そして、感染を防ぐためにはどうすれば良いのでしょうか。

今回は、こうした悪質なサイバー攻撃の代表格である「マルウェアについて解説します。

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マルウェア

マルウェアとは

近年、サイバー攻撃が急激に増えています。

サイバー攻撃の代表格といえば「マルウェアです。

まずは、マルウェアとはどのようなものか、概要について解説します。

マルウェアってどういうもの?

マルウェア」は、悪意あるサイバー攻撃の中で、もっともよく知られたものの一つで、簡単に言えば「コンピュータやサービス、ネットワークなどに害を与えたり、悪用したりすることを目的とした悪意あるソフトウェア」です。

正常なプログラムやアプリケーションは、利用者にとって役立つサービスを提供したり、便利な機能を使うことができたりするなど、仕事を行う時にも非常に役立つものです。

しかし、マルウェアは、サイバー攻撃として以下のような悪意ある結果をもたらします。

・コンピュータのデータの破壊、消失
・機密情報や個人情報などの不正取得
・不正送金など金銭の取得
 など

このように、正常なプログラムと異なり、利用者にさまざまな被害をもたらすものがマルウェアです。

コンピュータウイルスとマルウェアの違いは?

よく皆さんも「コンピュータウイルス」という言葉を聞かれることがあるでしょう。

コンピュータウイルスとマルウェアの違いは何でしょうか?

端的に言うと、「コンピュータウイルス(ウイルス)はマルウェアの一種」です。

改めて後述しますが、マルウェアにはいくつかの種類があります。

その中で、特に「ユーザーに不利益をもたらす悪意あるプログラム」をコンピュータウイルスと呼ぶことが多くなっています。

基本的にコンピュータウイルスとは、プログラムの一部を改ざんし、増殖する機能を持っているウイルスを指します。

マルウェアが増えてきた背景とは

マルウェアに代表されるようなサイバー攻撃は年々急増しています。

たとえば、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズの2022年の発表によると、2022年に1組織が受けた週平均のサイバー攻撃数は、2021年に比べて世界全体で38%、日本国内では29%増加しています。

また、こうした傾向は特に新型コロナウイルスの世界的な流行でのリモートワークやe-ラーニングの活用を行う教育機関などがターゲットにされている傾向があるようです。

出典元:PRETIMES 「チェック・ポイント・リサーチ、2022年のサイバー攻撃数はグローバルで前年比38%増加、日本は29%増加と発表」

なぜ、これだけの急激な増加を見せているのでしょうか。

それには、以下のような理由が考えられます。

    • テレワークやリモートワークなど、インターネットを活用した働き方の急増
    • スマートフォン、IoT端末などインターネットにつながるデバイスの増加
    • 個人情報などの金銭的価値の上昇
    • オンライントレードなど金銭を扱うサービスの増加

など

つまり、犯罪者にとって、インターネット上で、よりお金を得られるチャンスが増えてきたということです。

マルウェアの種類

本章では、マルウェアの種類について見ていきましょう。

  • コンピュータウイルス

プログラムの一部を改ざんして不正プログラムで自己増殖する機能をもっている。

そのため、感染したコンピュータ内で拡散することができる。

  • ワーム

単独で増殖し、ネットワークを通じて拡散していく不正プログラム。

大規模感染につながるケースもある。

  • トロイの木馬

正常なプログラムに偽装して内部に侵入、リモート操作する、情報を盗み出す、バックドアを作成するなどの悪事をはたらくプログラム

  • スパイウェア

一見正常なソフトウェアに見えるが、インストールすることでユーザーの行動を監視する、情報を収集するなどの行動を行うもの。

  • ランサムウェア

データを暗号化して使えなくし、再度利用できるようにするには金銭(身代金)を支払うよう要求する不正プログラム

このように、マルウェアはさまざまな不正プログラムの総称となっており、コンピューターシステムやネットワーク、モバイルデバイス、組み込みシステムなど、様々なデバイスに感染することができます。

マルウェアへの対策

マルウェアは、素早く検知して対応を行うことが欠かせません

では、出来る限り早く見つけ出して、対策をするためにはどのようにすれば良いのでしょうか?

マルウェア対策と予防の重要性

サイバー攻撃は、いったん被害に遭うとデータの喪失や重要な情報の流出など大きな被害につながってしまうケースもあります。

そうならないためには、マルウェア感染を防ぐための適切な対策を行うことが不可欠です。

攻撃や感染を早期に見つけ出す「検知」も重要ですが、併せてそうならないための「予防」はさらに重要なのです。

マルウェアの侵入経路には以下のようなものがあります。

    • 不審なメール
    • 悪意のあるサイト
    • その他の記憶媒体

など

これらを防ぐには、以下のような方法が有効です。

    • セキュリティ対策ソフトウェアの導入、定義ファイルの更新
    • OSやソフトウェアへの更新プログラムなどの適用
    • 強力なパスワード(英数字、特殊文字を含めた長いもの)を使用し、定期的に変更する
    • 定期的にファイルをバックアップする
    • 不審なメールやリンク、サイトなどを開かない。※フィッシング詐欺などがあるため注意!
    • 不正アクセスの防止。
    • 通信の安全性を守り、マルウェアなどが侵入するのを防ぐためにはファイアウォールやVPNを使用する。※公共Wi-Fiに注意!

など

このように、マルウェア対策はさまざまな方法で実施する必要があります。

マルウェアの検知方法

マルウェア感染や感染の恐れがある場合、速やかかつ確実に検知し対応を行うことが重要です。

一般的にマルウェアの検知は、以下のような方法で行われます。

    • ウイルス対策ソフトウェアの活用
    • ネットワーク通信の状況の解析
    • セキュリティログの監視
    • プログラムの挙動の解析
      など

基本的には、ウイルス対策ソフトウェアやその他のUTMなどのセキュリティ対策製品を活用することで、対策を行うことが可能です。

マルウェアの検知や対策に有効なUTM

検知や対策にはUTM(統合脅威管理)と呼ばれる考え方に基づくセキュリティ対策製品が有効です。

これらは、以下のような仕組みを一つにまとめたものとなっています。

    • ファイアウォール
    • VPN
    • アンチウイルス
    • 不正侵入の防御
    • コンテンツフィルター
    • アンチスパム
      など

こうした製品をうまく使うこともマルウェアの検知や対策に有効です。

AIを活用した最先端のマルウェア対策

ChatGPTをはじめとするAIが世界中で話題ですが、

そのような最新技術もマルウェア対策や検知に活用されています。

どのようなものがあるかご紹介します。

    • 機械学習アルゴリズムを活用したマルウェア検知
    • ニューラルネットワークを活用したマルウェア検知
    • 自己学習アルゴリズムを用いたマルウェア検知
    • ディープラーニングによるマルウェア検知

こうしたAI技術を用いることで、従来では難しかった未知のマルウェアへの対応が可能となり、有効性が期待されます。

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マルウェア対策に重要なのは、利用者への教育!

マルウェア対策には、ソフトウェアの更新やパスワードの強化など、技術的な側面を中心にさまざまな対策があります。

しかしながら、マルウェアへの対策として特に重要なことは、コンピュータやスマートデバイスなどの機器の利用者が正しい知識を持って活用することです。

そのためには、利用者へ以下の内容についての適切な教育を定期的に行うことが重要です。

    • マルウェアの種類と危険性の理解
    • マルウェア感染への防止方法
    • 安全なインターネット利用のために守ること
    • フィッシング詐欺やスパムメールへの対処
    • セキュリティ意識の向上の必要性

こうした教育を日々行うことと併せて技術的な側面からの対策を行うことで、悪質なマルウェアによる被害はかなり防ぐことができるはずです。

マルウェアに感染した場合の対処法

マルウェアへの対策をしっかりと行なっていても感染してしまうこともあります。

最後に、万が一マルウェアに感染したらどうするかを解説します。

もし、感染したら落ち着いて速やかに以下の対応を実施しましょう。

    1. ネットワークから切断
    2. (企業などであればセキュリティ管理者などに報告)
    3. 駆除ツールなどを用いて駆除
    4. 駆除できない場合は初期化

こうした対応は、手順やフローなどを作成しておき、定期的な教育などを通じて利用者に周知しておくことが大切です。

まとめ

サイバー攻撃は、年々悪質なものとなり、手口も巧妙化しつつあります。

今回解説したマルウェアは、サイバー攻撃の中の代表的なものです。

マルウェアは、コンピュータウイルスやワームなどコンピュータのデータを破壊したり盗み出したりするなど、利用者に不利益をもたらす悪意あるプログラムです。

一旦感染して、データが損失したり外部に流出したりしてしまうと、非常に大きな問題になってしまうケースもあります

ぜひ今回の記事を参考にして適切な対策を行うようにしましょう。

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