この記事の信頼性:本記事は、Microsoft SPLAパートナーであるWinserverが、20年以上にわたり提供してきたサーバー事業のノウハウをもとに執筆しています。社内で実際に使用しているソフトや、お客様から高評価を得たツールを中心にご紹介しています。最終更新日:2025年7月17日
WordPressを使えば、ブログや企業サイト、ポートフォリオなど、多彩なサイトを簡単に作ることができます。
この記事では、WordPressをインストールした状態からスタートし、テーマ設定やページ作成、プラグイン導入、セキュリティ対策まで、サイト完成までの流れを初心者にもわかりやすく解説します。
是非参考にしてみてください。
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目次
サイトの設計
WordPressでサイトを作成する際は、まず「サイト構造の設計」をすることが重要です。
これを疎かにすると作業が複雑になり、ユーザーにとっても分かりにくいサイトになってしまいます。
ここでは、構造設計のポイントを解説します。
サイトの目的を明確にする
「そのサイトで何を達成したいのか?」を明確にしましょう。
例:
・ブログで情報を発信
・企業のサービス紹介
・商品販売
目的がはっきりすると、必要なページやコンテンツも自然と見えてきます。
逆に、目的がはっきりしないとサイトがわかりにくくなり、サイトを訪問したユーザーの満足度も下がってしまいます。そのため、サイトの目的を明確にすることが重要なのです。
必要なページをリストアップ
次に、目的に合わせて必要なページをリストアップしましょう。
例えば、企業サイトであれば以下のページなどが基本構成となります。
・トップページ
・会社概要
・サービス紹介
・お問い合わせ
・プライバシーポリシー
ブログであれば、以下がよく使われます。
・トップページ
・プロフィール
・カテゴリーページ
・記事一覧
・お問い合わせ
必要なページをリストアップすることで、作成するサイトのボリュームが明確になります。
ナビゲーションと導線を意識する
ユーザーがサイト内をスムーズに移動できるよう、グローバルメニューやサイドバー、フッターなど、サイトの構成を工夫しましょう。
どのリンクをどこに配置するか、も考えてサイトを設計します。
ユーザーの導線を意識して、「見てほしいページにどう誘導するか」を考えながら設計しましょう。
レスポンシブ対応を前提にする
今や多くのユーザーがスマートフォンからサイトを閲覧します。
そのため、PCだけでなくモバイルでも見やすい構造であることが必須です。
・レスポンシブ対応のテーマやプラグインを選択
・サイト作成後、必ずモバイルでの表示確認を行う
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WordPressテーマの選び方とカスタマイズ方法
まずサイト全体の構成を決める「テーマ」を決め、そこからカスタマイズしていきましょう。
WordPressサイトの「見た目」を大きく左右するのが「テーマ」です。
テーマによってデザインやレイアウトだけでなく、使える機能やカスタマイズの柔軟性も異なります。
ここでは、初心者におすすめのテーマの選び方と、安全かつ効率的なカスタマイズ方法を紹介します。
無料テーマと有料テーマの違い
WordPressには無料テーマと有料テーマがあります。
無料テーマの特徴
・コストがかからない
・公式ディレクトリから直接インストールできる
有料テーマの特徴
・デザイン性や機能面が充実
・サポート体制が整っている
初心者に人気のある無料テーマには「Cocoon」「Lightning」「Astra」などがあります。
どれもシンプルで扱いやすく、SEO対策やカスタマイズ性にも優れています。
個人ブログや趣味サイトなら無料テーマで十分ですが、ビジネス用途やカスタマイズ重視の場合は、有料テーマも検討しましょう。
テーマ選びのポイント
テーマ選びでは、以下の点を意識すると失敗が少なくなります。
・レスポンシブ対応:スマホやタブレットでも見やすいか
・SEO対策:HTML構造や読み込み速度が最適化されているか
・日本語対応:日本語の文字化け・表示崩れがないか、サポートがあるか
・更新頻度:開発者による定期的なアップデートがあるかどうか
これらを確認して、自分の目的に合ったテーマを選びましょう。
テーマカスタマイザーを使った編集
テーマを選択したら、「外観」→「カスタマイズ」から簡単に外観を調整できます。
・ロゴ、フォント、カラーの変更や設定
・トップページのレイアウト調整
リアルタイムでプレビューしながら編集できるため、初心者でも直感的に操作できます。
子テーマを使って安全にカスタマイズ
テーマファイルに直接手を加えると、テーマのアップデート時に変更が上書きされてしまいます。
これを防ぐために「子テーマ」を作成し、そこにカスタマイズ内容を保存しましょう。
・親テーマのスタイルや機能を継承
・アップデート時も変更が維持される
・デザインや機能を安全にカスタマイズ可能
などの利点があります。
テーマの選定と設定は、サイトの印象を左右する重要なステップです。
あらかじめ自分の目的に合ったデザインや機能を明確にしておくと、テーマ選びがスムーズになります。
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ページと記事を作成方法と編集のポイント
テーマでサイト全体のデザインを決めたら、コンテンツを作成していきます。
WordPressでは「固定ページ」と「投稿(記事)」を使い分けてコンテンツを構成します。
それぞれの特徴と用途を理解し、効率的にページを作成していくことが大切です。
また、編集時にはSEOを意識した構成を心がけることで、検索エンジンからのアクセスを増やすことができます。
固定ページと投稿の違い
「固定ページ」は、会社概要やお問い合わせ、プライバシーポリシーなど、内容が変わりにくい情報を掲載するのに適しています。
一方「投稿」は、ブログ記事やお知らせのように、時系列で新しい情報を追加していくコンテンツに使用します。
サイト全体の構造を明確にするためにも、用途に応じて適切に使い分けましょう。
ブロックエディタ(Gutenberg)の基本操作
WordPressでは「ブロックエディタ(通称Gutenberg)」を使ってページを作成します。
見出し、段落、画像、リスト、ボタンなどの各要素が「ブロック」として用意されており、ドラッグ&ドロップで簡単に配置・編集が可能です。
基本的な操作の流れ
- 「新規追加」でページや記事を作成
- タイトルと本文を入力
- 必要に応じて見出しや画像を挿入
- プレビューで表示確認
- 公開または下書き保存
なお、HTMLやCSSの知識がある場合は、ソースを直接編集することも可能です。
SEOを意識したタイトル・見出し・本文の構成
検索エンジンに強いコンテンツを作成するためには、構造を意識した編集が必要です。
以下のポイントを押さえましょう。
・タイトル:狙いたいキーワードを含め、読者の関心を引く表現にする
・見出し(h2・h3):各セクションの要点を簡潔・明確に記述する
・本文:結論を先に記載し、適度に改行を入れて読みやすくする
・内部リンク:関連ページへのリンクを挿入し、サイトの回遊率を高める
大切なのは、読者が最後まで読みたくなる流れを意識した構成にすることです。
メディアの効果的な使い方
画像や動画は、視覚的な訴求力を高めるだけでなく、読者の理解を助ける役割も果たします。
ただし、容量が大きすぎると表示速度に影響するため、Web用に最適化した画像を使用しましょう。
WordPressの記事編集は、直感的に操作でき、柔軟な編集が可能です。
ブロックエディタを効果的に組み合わせ、自分らしいページを作成していきましょう。
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サイト運営に必須!おすすめプラグインと導入方法
WordPressの大きな魅力の一つは、機能を自由に追加できる「プラグイン」の存在です。
サイトの目的や規模に応じて必要なプラグインを導入すれば、SEO対策、セキュリティ強化、フォーム設置など、さまざまな機能を手軽に実現できます。
おすすめの基本プラグイン10選
以下は、初心者にもおすすめの定番プラグインです。
- All in One SEO:SEO対策機能で検索順位向上をサポート
- Contact Form 7:お問い合わせフォームを簡単に作成
- WP Super Cache:キャッシュ機能で表示速度を高速化
- Akismet Anti-Spam:スパムコメントを自動で排除
- Elementor:ドラッグ&ドロップ操作で直感的にデザインを作成
- BackWPup:自動バックアップをスケジューリング
- Wordfence Security:ファイアウォールやマルウェアスキャン搭載
- Broken Link Checker:リンク切れを自動で検出
- Google Site Kit:Googleアナリティクスやサーチコンソールと簡単に連携
- Table of Contents Plus:目次を自動生成し、ユーザーの利便性向上
プラグインの導入手順
プラグインは以下の手順で追加できます。
- WordPressのダッシュボードにログイン
- 「プラグイン」→「新規追加」をクリック
- 検索バーに目的のプラグイン名を入力
- 「今すぐインストール」→「有効化」をクリック
インストール後は、各プラグインの設定画面で細かなカスタマイズを行う必要があります。
初めて使う場合は公式マニュアルやサポートを確認し、正しく設定しましょう。
プラグイン導入時の注意点
プラグインは非常に便利ですが、使いすぎや組み合わせによる不具合に注意が必要です。
特に以下の点を注意しましょう。
・入れすぎに注意:多すぎると表示速度が低下し、不具合の原因にもなります。
・更新状況の確認:最終更新日が古いプラグインはセキュリティリスクがあります。
・レビューとインストール数をチェック:評価が高く、利用者が多いプラグインを選ぶのが安全です。
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セキュリティ対策
WordPressは世界中で広く使われている反面、サイバー攻撃の標的になることも少なくありません。
特に初心者のうちは、セキュリティ対策がおろそかになりがちです。
しかし、基本的なポイントを押さえるだけで、大部分のリスクを回避することができます。
攻撃されやすいポイント
攻撃の多くは以下のような部分を狙って行われます。
・ログイン画面(ブルートフォース攻撃)
・古いプラグインやテーマにある脆弱性
・WordPress本体の未更新
・ファイルの書き換えやマルウェアの挿入
こうしたリスクを放置すると、サイトの改ざんやデータ流出、最悪の場合サイト自体が使用不能になることもあります。
初心者でもできる5つの基本対策
①ログインURLの変更
「wp-login.php」のままだと自動攻撃の対象になりやすいため、プラグインなどでURLを変更しましょう。
②強固なパスワードとユーザー名の設定
単純なパスワードは避け、安全性を高めましょう。
③WordPress・テーマ・プラグインを常に最新に保つ
更新にはセキュリティ修正も含まれるため、定期的なアップデートが重要です。
④定期的なバックアップの実施
不具合や攻撃に備え、週1回程度のバックアップを取りましょう。
⑤SSL化の導入
SSL化により通信を暗号化し、セキュリティ向上とSEOの両面で効果が期待できます。
(サーバーで簡単に設定できます)
おすすめのセキュリティプラグイン
初心者でも扱いやすく、高機能なセキュリティプラグインには以下があります。
・Wordfence Security:ファイアウォールとマルウェアスキャン、ログイン試行の制限など多機能
・iThemes Security:管理画面保護や二段階認証などを簡単に導入可能
・All In One WP Security & Firewall:セキュリティ状況をスコアで可視化し、初心者にもやさしい
いずれのプラグインも、設定ウィザードに従って操作するだけで高い効果が得られるため、セキュリティ初心者にもおすすめです。
まとめ
WordPressでサイトを作成する際は、「構造設計」「テーマ選び」「コンテンツ作成」「プラグインの導入」「セキュリティ対策」という5つのポイントを押さえておくことが大切です。
今回ご紹介した手順を丁寧に実行することで、初心者でも本格的で安全なサイトを構築できます。
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※この記事は2025年7月時点の情報に基づいて執筆されています。掲載内容は将来的に変更される可能性があります。
※本記事の情報は、各ソフトウェアの公式サイトおよび開発元のドキュメントに基づいて作成しています。
最終更新日:2025年7月17日
この記事の執筆者について:
本記事は、Windows専門レンタルサーバーを20年以上提供する「Winserver(株式会社アシストアップ)」が運営する公式コラムです。
当社はMicrosoft SPLAパートナーとして、法人・個人を問わず多数の顧客に対し、Windows Server環境の導入・運用支援を行ってまいりました。
執筆・構成は、技術サポートとマーケティングチームが共同で担当。実際に社内導入やお客様からのフィードバックに基づいた情報をもとに執筆しています。
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