ファイルサーバーとは。種類と特徴、NASとの違いを解説!

インターネット利用の拡大や、ITシステムの利用拡大が続く中で、企業や個人に限らず多くのデータが蓄積され、扱われるようになっています。

この膨大なデータは適切に保存や管理を行うことで、より効果的な活用が可能となります。

ここで不可欠となる仕組みが「ファイルサーバー」と呼ばれるデータを蓄積し、保存や管理を行うための仕組みです。

今回は、こうしたファイルサーバーについて、その概要や種類、NASとの違いなどについて解説します。

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ファイルサーバーとはどういうもの?

ファイルサーバーは、書類や画像、プレゼン資料などさまざまなコンピュータで使用するファイルを保存しておくための仕組みです。

個人や業務でも、コンピュータを使うと、WordやExcelなど多くのファイルが溜まってきます。

これらを一元的に保管することのできるファイルサーバーは、とても便利なものです。

そしてファイルサーバーの機能は、「ファイル保管」だけではありません。

複数のメンバーでファイルを共有して作業をすることや管理していくことも可能です。

ファイルサーバーの種類と選び方

ファイルサーバーは、さまざまなファイルを保管して管理する目的のシステムです。

それにはどのような種類があり、どのように選択すべきなのでしょうか。

ファイルサーバーの種類

ファイルサーバーは、利用する機器やOSなどによって、いくつかの種類に分けられます。

ファイルサーバーとそれに類似する機能を持っているものを含めて、大きく分けて以下の4つがあります。

WindowsやLinuxなどをベースとしたサーバー

ファイルサーバーに該当するもので、一般的なWindowsやLinuxなどのOSを使ったもの。PCでも構築可能。
<特徴>
・既存のコンピュータを活用できる
・遊休機器の活用ができる
・サーバーを新たに導入する場合は、導入コストがかかる
・一般的なサーバーでもあるため、必要なソフトウェアの導入やそれらを使っての他サーバーとの情報連携がやりやすいなど柔軟性が高い

専用OSを利用したサーバー

ファイルサーバーに該当するもので、Windows Storage Serverなど専用のOSを使うもの。基本的には新たにサーバーを導入する必要がある。
<特徴>
・サーバーを新たに導入する場合が多く、導入コストがかかる
・一般的なサーバーでもあるため、必要なソフトウェアの導入やそれらを使っての他サーバーとの情報連携がやりやすいなど柔軟性が高い

NASなどのストレージ機器

専用のストレージ機器を導入するもので、手軽に行える。
<特徴>
・家庭用からエンタープライズ目的までさまざまな製品があり、目的や予算に合わせて選択できる
・導入が手軽に行える
・サーバーではないので、ソフトウェアの導入やカスタマイズなど制限されることも多い

クラウドサービス上のストレージ

機器の導入等は不要で、インターネット接続さえあれば利用できるので、安価にかつ手軽に行える。
<特徴>
・サービスを導入するだけなので、非常に手軽かつ迅速に導入できる
・オンライン上なので、導入時にデータ量が多いと移行が大変
・インターネット接続が停止すると使えない
・ベンダーがサービスを提供しているため、自身の業務に合わせたカスタマイズなどは制限されることが多い

ファイルサーバーを使う場合は、これらから目的や予算に合わせて選択することが必要です。

ファイルサーバーや類似機能品の目的別選び方とは

ファイルサーバーとそれに類似する機能を持っているものには、大きく4つの種類があると解説しました。

その中で、目的にあったものを選択することはとても大切です。

では、それぞれ種類はどのような目的に合っているのでしょうか。

いくつかの場合を挙げて解説します。

WindowsやLinuxなどをベースとしたサーバー

・比較的規模のあるビジネス向けの場合
・遊休機器がある場合
・他の機能を持つサーバーとも同居を考える場合
・Active Directoryなど他システムとの連携を視野に入れている場合
・利用者や組織がある程度複雑で、管理を容易にしたい場合

専用OSを利用したサーバー

・比較的規模のあるビジネス向けの場合
・専用のファイルサーバーとして準備する場合
・Active Directoryなど他システムとの連携を視野に入れている場合
・利用者や組織がある程度複雑で、管理を容易にしたい場合

NASなどのストレージ機器

・家庭からエンタープライズ目的など幅広く色々な場合
・他システムとの連携は必要ない場合

クラウドサービス上のストレージ

・家庭からエンタープライズ目的など幅広く色々な場合
・インターネット接続障害などで利用できないことがあっても問題ない場合
・他システムとの連携は必要ない場合
・特にコストを抑えたい場合

など
このように、目的や予算に合わせて選択を行いましょう。

ファイルサーバーとNAS

3少し詳しい方であれば、ネットワーク接続されたNASのことをご存知だと思います。

NASもファイルサーバーも同様にファイルを保存することのできる仕組みですが、両者の違いはどのような点にあるのでしょうか。

NASとは

NASは、Network Attached Storageの略で、ネットワークに接続して利用する専用の記憶装置であり、ハードディスクとコントローラーから構成されています。

通常の外付けハードディスクとは異なり、複数のコンピュータやスマートデバイスなどで同時に使うことができるようになっています。

製品としては、家庭用のものから大企業などでも使われるエンタープライズ市場向けのものまで非常に多くのものがリリースされています。

ファイルサーバーとNASの違い

いずれもファイルを保存するためのコンピュータや機器であるファイルサーバーやNASですが、それらの違いはどのような点なのでしょうか。

ファイルサーバー

・ファイルを保存するだけでなく、ユーザー管理なども行う
・サーバーなので、他の有用なソフトウェアなども使える
・サーバー構築が必要で導入のハードルがNASに比べて高い
・NASに比べると高価になることが多い

NAS

・ファイルを保存するためのディスク装置
・ファイルサーバーと比べると構築等が手軽で迅速に導入できる
・ファイルサーバーと比べると比較的安価で手軽に導入できる

このように、ファイルサーバーとNASにはさまざまな違いがありますが、ファイルサーバーはNASに比べて導入のハードルが高い反面、ユーザー管理など多くのことが行えるメリットがあることがわかります。

Windows Serverでのファイルサーバー構築のすすめ

実は、Windows Serverでファイルサーバーを構築するとさまざまなメリットがあります。

ここでは、それらのメリットについて見ておきましょう。

 

Windows Serverでのファイルサーバー構築とは

Windows Serverでファイルサーバーを構築する場合、サーバーに「ファイルサーバー」の機能を追加する必要があります。

通常この機能はインストールされていませんが、標準で「役割と機能の追加ウィザード」からインストールすることができます。

ファイル共有のプロトコルにはいろいろなものがありますが、Windows Serverでは、SMB(Server Message Block)と呼ばれるものを使います。

SMBプロトコルは、MacやLinuxでも使うことができるので、それらが混在する環境でも便利に活用することができるようになっています。

Windows Serverを使うメリットとは

Windows Serverを活用してファイルサーバーを構築するとどのようなメリットがあるのでしょうか。

また、逆にデメリットはないのでしょうか。

メリット

Windows Serverのファイルサーバーを使うメリットには以下のようなものがあります。
・ Windows系のパソコンでの利用がしやすい
・Active Directoryとの連携によるアクセス権などの一元管理ができる

デメリット

逆にWindows Serverのファイルサーバーを使うデメリットには以下のようなものがあります。
・Windows以外のOSからの利用には、PCに追加の設定が必要になる
・導入コストがかかる
・運用にはNASなどに比べて専門的な技術や知識が必要となる

ファイルサーバーでActive Directoryが使える利点とは

Windows Serverで構成されたファイルサーバーを使うことのメリットの一つに、Active Directoryとの連携を挙げました。

ファイルサーバーで、Active Directoryが使えること、ファイルサーバーがActive Directoryに組み込まれていることにはいろいろなメリットがあります。

ここでは、そうしたファイルサーバーとActive Directoryを組み合わせることのメリットについて解説します。

ファイルサーバーをActive Directoryと連携させるメリットは以下の通りです。

  • 保管された情報へのアクセス権が管理しやすくなる
  • Active Directoryでの組織別の管理などをそのまま適用できる
  • 管理者の負担が大きく軽減される
    など

皆さんの中にも、自社の情報システムでの組織の権限管理をActive Directoryで行っているケースがあると思います。

Active Directoryで実現している緻密な管理がそのままファイルサーバーで適用できるのは大きなメリットです。


まとめ

パソコンやスマートフォン、タブレットなど、さまざまなデバイスを使っているとたくさんのデータファイルが蓄積されてきます。

ビジネス利用なら書類やプレゼン資料、経理データなど非常に多くのものがあるでしょう。

これらを一元的に管理する、保管しておく仕組み、コンピュータがファイルサーバーです。

今回解説したように、ファイルサーバーはNASなどと異なり他システムとの連携、ファイルやアクセス権の管理など多くのメリットがあります。

さらにWindows Serverベースのファイルサーバー(Windows Storage Serverも含む)を使うことで、Active Directoryと連携して緻密な管理が行えるようになります。

ファイルサーバーは、非常に便利で個人でもビジネス利用でも欠かせないものであると言えます。

とても便利なファイルサーバー、ぜひ今回の記事を参考にして使ってみてはいかがでしょうか。

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