この記事の信頼性:本記事は、Windows Serverを20年以上提供している「Winserver」のマーケティングチームおよび技術チームが執筆しています。実際に企業ユーザーから寄せられた設定相談やサポート事例に基づき、初心者にもわかりやすく解説しています。最終更新日:2025年8月28日
パソコンが突然再起動したり、不定期にフリーズしたりする……、といった経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
こうした原因不明のトラブルに直面したとき、まず確認するべきなのが「イベントビューアー」です。
本記事では、Windowsのイベントビューアーの基本的な使い方を解説します。
簡単に確認でき、原因特定や解決のヒントになることも多いので、ぜひ活用してください。
対象読者:トラブルの原因を調べたい、再発防止のための証拠をログで確認したい中小企業の情シス担当
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目次
イベントビューアーとは?
概要
Windowsのイベントビューアーは、OSやアプリケーションで発生した出来事(イベント)を時系列にイベントログと呼ばれるログに記録し、後から参照できるツールです。
ログには次のような情報が記録されます。
・発生日時
・イベントの種類(情報/警告/エラー)
・イベントID(問題の種類を特定する番号)
・発生元(アプリ名やサービス名)
・詳細メッセージ
イベントビューアーはWindowsに 標準搭載されており、手動でON/OFFする必要はありません。
また、Windows起動時から終了時まで常にログが自動的に記録され続ける仕組み(ただし、設定された容量制限とローテーションあり)になっています。
ログの基本構成(システム・アプリ・セキュリティ)
イベントビューアーで代表的なログは以下の3つです。
システムログ | Windows本体やハードウェア、ドライバの動作に関する記録 |
アプリケーションログ | インストールされたソフトやサービスが出力するエラー・警告 |
セキュリティログ | ログオン/ログオフ、権限変更などの監査記録 |
マシンやアプリの不具合時に参照するのはシステムログまたはアプリケーションログで、ウイルスや不正アクセスの疑いがある時など、セキュリティ監査で役立つのがセキュリティログです。
デフォルトでは最大保存サイズが20MBとなっており、古いログは随時消えていきますので、必要に応じてプロパティから適宜サイズの上限や設定を調整しましょう。
ログレベルと確認のタイミング
それぞれのログには、以下5タイプのログレベルがあります。
重大 | 深刻な問題を示す情報 |
エラー | 動作の失敗や異常を示す情報 |
警告 | 将来的に問題になる可能性がある情報 |
情報 | 正常動作や完了メッセージ |
詳細 | 進行状況または成功のメッセージなど、状態に関する詳細情報 |
トラブルシューティングに使うのは主に「警告」以上のレベルのログになります。
突然の再起動やエラー、アプリやOSの不調が発生したとき、イベントログを参照すると原因を特定する手がかりになります。
また、メーカーやベンダーのサポートを受けるときに、イベントログの提出を求められる場合もあります。
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イベントビューアーの操作方法
Windowsでの起動方法
イベントビューアーを開く方法はいくつかあります(Windows 11の例)。
・スタートボタン(左下のWindowsマーク)を右クリック
→「コンピューターの管理」をクリック
→メニューからイベントビューアーをクリック
・「ファイル名を指定して実行」に「eventvwr」と入力
→Enterキーを押す
・コントロールパネル→「すべてのコントロールパネル項目」
→「Windowsツール」→イベントビューアーをダブルクリック
基本操作
イベントビューアーの画面構成(ペイン)は縦に3分割されています。
左ペインからログの種類を選択
↓
中央にイベントログの一覧が表示される
↓
選択したログに対して右ペインで詳細な操作を行う
この流れが基本的な操作方法です。
1-2で紹介したシステム・アプリ・セキュリティのログは左ペイン内の「Windowsログ」の中に収められています。
そのほかに「カスタムビュー」や「アプリケーションとサービスログ」などもありますが、使用頻度は高くありません。
フィルターや検索の活用方法
大量のログから目的の記録を探すには、「現在のログをフィルター」機能が便利です。
イベントID、レベル、日時などで絞り込むことができます。
特にトラブルシューティングにおいては「警告」以上のレベルでフィルターをかけることが重要です。
また、右クリックから「検索」でキーワード指定して絞ることも可能です。
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よく見るイベントID一覧と意味
イベントビューアーでは、イベントIDが原因特定の重要な手がかりになります。
ここでは、管理者がよく遭遇する代表的なIDをピックアップします。
ハードウェア系トラブル(システムログ)
イベントID | ソース | 意味 | 主な原因例 |
41 | Kernel-Power | Kernel-Powerによる予期せぬ再起動 | 電源断、ブルースクリーン、ハード障害 |
6008 | EventLog | 予期せぬシャットダウン | 電源断、クラッシュなど |
55 | Ntfs | NTFSファイルシステムの破損エラー | HDD/SSDの不良セクタなど |
7, 11, 51 | Disk | デバイスからのデータ読み書き(I/O)の遅延・失敗 | HDD/SSD、外付けデバイス、コントローラー、ケーブル障害など |
アプリケーショントラブル(アプリケーションログ)
イベントID | ソース | 意味 | 主な原因例 |
1000 | Application-Error | アプリケーションエラー | プログラムの不具合やモジュール障害 |
1002 | Application-Hang | プログラムの応答なし(フリーズ) | プログラムの不具合、リソース不足 |
1026 | .NET Runtime | .NETランタイムエラー | .NETフレームワークのエラーなど |
トラブル時の対応フロー
ログから原因を絞るステップ
PCに不具合が発生した場合、イベントログを確認して原因を特定する基本的なステップを解説します。
①イベントをフィルターする
ログのイベント数が膨大なため、まずはWindowsログの「アプリケーション」と「システム」それぞれでフィルターを設定し、「警告」「エラー」「重大」に絞って表示させます。
②該当時間帯のエラーや警告のログを確認
不具合が発生した該当時間帯に出ているエラーや警告の発生元を確認します。
システムログであればソース、アプリケーションログの場合は障害が発生しているアプリケーション名、プログラム名を必ず確認してください。
③該当時間帯前後のイベントを確認
原因と思しきエラーや警告のログを見つけたら、①で設定したフィルターを解除して、その前後の「情報」レベルのログを1つ1つ確認します。
特にアプリケーションログの場合、「重大」や「エラー」のログだけでは原因の特定が難しく、その前後の「情報」に手がかりがあることが多いです。
④イベントIDでナレッジを検索して調査
イベントIDやエラー発生モジュールなどのをキーに、インターネット上のナレッジベースや公開情報を検索して調査します。
⑤切り分けと対処
不具合が疑われる箇所のソフトウェアをアップデートしたり、ハードウェアを換装したりして、不具合が解消するかどうか試します。
イベントログの保存とエクスポート方法
イベントログは特定のログ1件単位、または種類ごとの全てのログをまとめて保存することができます。
保存形式はテキスト形式やCSV形式も選べますが、「.evtx形式」で保存すれば、他のWindows PCでもイベントビューアーで開くことができます。
【1件ずつ保存する方法】
目的のイベントログを右クリック →「選択したイベントの保存」をクリック
【全件まとめて保存する方法】
目的のログを選択して表示させた状態で、右ペインの操作メニューから 「すべてのイベントを名前を付けて保存」をクリック
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まとめ
Windows PCに発生する不具合は、必ずしも明確な現象やエラーメッセージが表示されるとは限りません。
原因がすぐに判別できないトラブルに対してヒントや手がかりを与えるのが、常時記録されるイベントログです。
何か異変を察知したときに、まずログを確認する癖をつけておけば、問題解決が早まるでしょう。
快適なPC環境を維持するためにも、積極的にイベントビューアーを活用してみてください。
※この記事は2025年8月時点の情報に基づいて執筆されています。掲載内容は将来的に変更される可能性があります。
※本記事の情報は、各ソフトウェアの公式サイトおよび開発元のドキュメントに基づいて作成しています。
最終更新日:2025年8月28日
この記事の執筆者について:
本記事は、Windows専門レンタルサーバーを20年以上提供する「Winserver(株式会社アシストアップ)」が運営する公式コラムです。
当社はMicrosoft SPLAパートナーとして、法人・個人を問わず多数の顧客に対し、Windows Server環境の導入・運用支援を行ってまいりました。
執筆・構成は、技術サポートとマーケティングチームが共同で担当。実際に社内導入やお客様からのフィードバックに基づいた情報をもとに執筆しています。
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